シーズン1 第18話「救世主」(きゅうせいしゅ)
英題:Salvation
シーズン通算:第18話
登場人物(出演者)
オリバー・クイーン (Oliver Queen) : スティーヴン・アメル(Stephen Amell)
ダイナ・“ローレル”・ランス (Sam Winchester) : キャサリン・イヴリン・アニタ・キャシディ(Katherine Evelyn Anita Cassidy)
ジョン・ディグル (John Diggle) : デヴィッド・ラムゼイ(David Ramsey)
テア・クイーン (Thea Queen) : ウィラ・ホランド(Willa Holland)
モイラ・クイーン (Moira Queen) : スザンナ・トンプソン(Susanna Thompson)
クエンティン・ランス刑事 (Detective Quentin Lance) : ポール・ブラックソーン(Paul Blackthorne)
ヤオ・フェイ(Yao Fei) : バイロン・マン(Byron Mann)
シャドウ(Shado) : セリナ・ジェイド(Celina Jade)
フェリシティ・スモーク (Felicity Smoak) : エミリー・ベット・リッカーズ(Emily Bett Rickards)
スレイド・ウィルソン(Slade Wilson): マヌー・ベネット(Manu Bennett)
フランク・チェン(Frank Chen): チン・ハン(Chin Han)
エドワード・フライヤーズ(Edward Fyers): セバスチャン・ダン(Sebastian Dunn)
マルコム・マーリン (Malcolm Merlyn) : ジョン・バロウマン(John Barrowman)
ダイナ・ランス(Dinah Lance) : アレックス・キングストン(Alex Kingston)
ロイ・ハーパー(Roy Harper) : コルトン・ヘインズ(Colton Haynes)
ジョン・ニッケル(John Nickel) : ダンカン・オラレンショウ(Duncan Ollerenshaw)
ジョセフ・フォーク/救世主(Joseph Falk/The Savior) : クリストファー・レッドマン(Christopher Redman)
使用された曲
Hate The Taste by Black Rebel Motorcycle Club
It’s a Fine Day by Opus III
Stay by Rihanna
内容
不動産開発業者であるジョン・ニッケルは、開発したビルは全て条例違反を繰り返していた。
オリバーは、父から託された町を汚した者たちのリストから、ジョン・ニッケルの名前を消すため、制裁に向かおうとする。
ジョン・ニッケルの家に着いたオリバー。ニッケルを探すが、部屋は荒らされており、そこにニッケルの姿はない。ニッケルは何者かに拉致されたのだった。
地下の秘密基地に戻ったオリバーは、ニッケルは何者かに拉致されたことを話す。フェリシティに、彼の周囲を探るように依頼する。
ニッケルの制裁は一旦やめて、リストに書かれている他の者を制裁しに向かおうとする。だが、ディグルは、働き詰めで、休息などが必要だという。オリバーを食事に連れ出す。
ロイ・ハーパーとテアは、お互いに惹かれ合う関係となっていた。だが、ロイはクラブ「ヴァーダント」での仕事を紹介したにも関わらず、銃で酒屋を襲う計画を立てていた。テアは驚き、事情を聞くとロイには借金があると話す。テアは呆れて、ロイの家を飛び出していく。
ローレルは、自宅に戻ると、母ダイナが妹サラの捜査を行っていた。そこには父であるランス刑事がサラの捜査に協力していた。ローレルはその光景を見て、ランス刑事に母の話しを聞き、サラの捜査はあきらめるように説得すると思っていた。実際はそうではなかったことに戸惑うローレル。
オリバーを食事に連れ出したディグル。ディグルは家族やプライベートに距離を置いていることに、心配していなさそうで、実は心配しているようであった。オリバーの心は閉ざされており、今でもまだリエン・ユーにある。
会話していると店内にいる人々の携帯がなり始める。その異変にディグルとオリバーも気が付く。
フェリシティからニッケルの件で連絡が来る。グレイズ地区の全ての携帯端末に、URL付きのメッセージが届く。オリバーがそのURLをクリックすると、動画が再生される。
その動画にはジョン・ニッケルが縛られて、拘束されている。何者かが、ジョン・ニッケルがやっていることの真実を述べる。その後、何者かがニッケルを射殺する。次の犯行も行われることを予告する。
地下の秘密基地に戻ったオリバー。フェリシティにニッケルを射殺した者の正体の情報がないか確認すると、ネットに精通しており、犯人のサイトは暗号化されていて破れないという。
ディグルの国家安全保障局の友人によると、政府のサイトを狙うハッカーと同じ犯人だという。名前は「救世主」。彼はグレイズ地区の元住民で、1年前に自分の情報をハッキングし、情報や痕跡を削除する。
救世主による新たな犯行が行われる。今回救世主に拉致されたのが、地方検事補のギャビン・カーナハン。動画では、ギャビンは酒屋で救世主の妻を見殺しにしたということから、救世主の本名が、ジョセフ・フォーク。
ジョセフ・フォークは、市役所運輸課のコンピュータ技師であったが妻が殺害されてその後退職、現住所は不明。フェリシティが、無線の信号を辿って居場所を突き止めようとする。
フランク・チェンが、モイラと秘密裏に会う。モイラがマルコムから、マルコムを暗殺しようとした者の正体を突き詰めるように依頼されて、不安になりフランクを呼んだ。モイラがトライアドに暗殺を依頼した証拠はほとんど残っていないとフランクはいう。
フェリシティがようやく救世主の居場所を突き止める。オリバーがバイクで現地に向かう。現地に着いたオリバーは、ビルの中をくまなく探すが、救世主やギャビンの姿はどこにもない。
オリバーはフェリシティに再度本当に場所があっているか確認させる。すると、救世主は場所を移動しており、後を追う。フェリシティは、場所が移動したことがとても信じられない様子であった。
救世主の居場所へ向かうが、そこは空き地になっており、姿はどこにもない。その後、ギャビン・カーナハンは救世主に射殺される。今回も救世主をとめることはできなかった。
オリバーは秘密基地に戻ると、フェリシティが1人で寂しそうに立っていた。自分のせいでギャビンを死なせてしまったことや初めて人が殺される瞬間を目撃して、戸惑いを隠せない様子である。オリバーは、フェリシティに言葉をかけて励まそうとする。
ローレルは、母ダイナやランス刑事のサラ捜索とは別に、サラの捜査を行う。写真に写っていたサラらしい人物を中国大使館にいる友達に問い合わせする。すると、その自分が生きていることがわかり、法律事務所に呼ぶ。ダイナやランス刑事の前に会わせると、それはサラではなくまったく別人であることがわかった。
ロイの自宅を飛び出していったテアは、再びロイのもとを訪れる。だが、口論となる。その時、近づいてきた男にロイが襲われ連れ去られる。ロイを助けようとしたテアはその場に気絶してしまう。
救世主の次の標的はロイ・ハーパー。ニュースで救世主の動画が公開される。それをクラブで見ていたトミーが見たことのある顔に驚く。オリバーはどういうことか分からなかった。そこに、テアが現れて、友達のロイだという。
オリバーは、救世主を見つけるため、地下の秘密基地へ向かう。
その頃、モイラにマルコムから電話がかかってくる。マルコムは自分を狙った者の正体に近づこうとしていた。それを聞き、不安にかられるモイラ。
秘密基地へ向かったオリバー。フェリシティが、動画から抽出した特定のリズム音を発見する。ディグルはその音から、昔スターリングシティで走っていた地下鉄の音だということに気が付く。
オリバーは、急いで地下鉄の走っている場所へ向かう。
ロイは、救世主に殺されようとしていた。その時、オリバーがフードを被り、現れる。
救世主は、オリバーが今している町を汚した者を制裁するという活動と何一つ変わらないことをしているという。確かに、オリバーのやっていることと違いはさほどない。弓矢で倒すのをためらう。
オリバーはだが人を冷酷に殺して良いものではないという。ロイが、オリバーの手助けで逃げ出そうとするが、救世主が殺そうとする。殺そうとした時、オリバーは救世主に向かって弓矢を放つ。
ロイは、フードの男であるオリバーに助けられたことで、何かが変わろうとしていた。
ローレルの自宅では、母ダイナがサラの捜査をやめ、自分がサラとオリバーの船出を知っているのを分かっていながら、行かせてしまい見殺しにしてしまった責任もあり、ローレルやランスのもとを去る。
モイラは、マルコムが暗殺を依頼した者の正体に近づいており、再度フランク・チェンに会う。すると、そこにダーク・アーチャーが現れ、フランクも殺す。
オリバーは地下の秘密基地で、フェリシティが見つけたグレイズ地区の地下にある廃線になった路線図から、父から託された町を汚した者のリストにあるマークと同じことに気が付く。
母モイラが関わっている事業やダーク・アーチャーは全てのグレイズ地区に関わりがあると分かる。
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