ARROW / アローシーズン1 第19話「使命と友情」

ARROW / アロー

シーズン1 第19話「使命と友情」(しめいとゆうじょう)

英題:Unfinished Business

シーズン通算:第19話

登場人物(出演者)

オリバー・クイーン (Oliver Queen) : スティーヴン・アメル(Stephen Amell)

ダイナ・“ローレル”・ランス (Sam Winchester) : キャサリン・イヴリン・アニタ・キャシディ(Katherine Evelyn Anita Cassidy)

ジョン・ディグル (John Diggle) : デヴィッド・ラムゼイ(David Ramsey)

テア・クイーン (Thea Queen) : ウィラ・ホランド(Willa Holland)

モイラ・クイーン (Moira Queen) : スザンナ・トンプソン(Susanna Thompson)

クエンティン・ランス刑事 (Detective Quentin Lance) : ポール・ブラックソーン(Paul Blackthorne)

ヤオ・フェイ(Yao Fei) : バイロン・マン(Byron Mann)

シャドウ(Shado) : セリナ・ジェイド(Celina Jade)

フェリシティ・スモーク (Felicity Smoak) : エミリー・ベット・リッカーズ(Emily Bett Rickards)

スレイド・ウィルソン(Slade Wilson):  マヌー・ベネット(Manu Bennett)

フランク・チェン(Frank Chen):  チン・ハン(Chin Han)

エドワード・フライヤーズ(Edward Fyers):  セバスチャン・ダン(Sebastian Dunn)

マルコム・マーリン (Malcolm Merlyn) : ジョン・バロウマン(John Barrowman)

ジョン・ニッケル(John Nickel) : ダンカン・オラレンショウ(Duncan Ollerenshaw)

ライラ・マイケルズ(Lyla Michaels) : オードリー・マリー・アンダーソン(Audrey Marie Anderson)

ドクター・ウェッブ(Webb):ダレン・ドリンスキー (Darren Dolynski)

使用された曲

Blow The Roof by Flux Pavillion

The Wake Up by Little Children

Union by Deptford Goth

Nothing Can Change This Love by Lisa Creahan

内容

オリバーの経営するクラブ「ヴァーダント」の女性客が、錯乱しクラブの外でも踊り車にひかれて死んでしまう。

クラブ「ヴァーダント」をオープンしてから、好調に売上を伸ばしていた。オリバーとトミーが会話していると、ランス刑事があらわれる。ランス刑事は、スターリングブリッジで若い女性がひかれて死んだという。その女性はヴァーダントに来ていたお客であった。そのお客は、ヴァーティゴを使用していたのである。

オリバーは、ランス刑事にクラブでのドラッグ使用は禁止しているという。

ランス刑事は、フードの男にヴァーティゴを使用されて精神科病院送りとなった伯爵のところへ向かう。話をしようとするが、主治医の話では会話できる状態ではないと話す。

フードを被り、オリバーも伯爵に会いに向かう。だが、伯爵はヴァーティゴの影響で錯乱しており、まともに会話できる状態ではなかった。

ディグルは、自宅でオリバーにデッドショット(フロイド・ロートン)が生きていると知らされてから、デッドショットのことが頭から離れなくなっていた。その時、オリバーから連絡が入る。

地下の秘密基地では、オリバーはディグルに新しいヴァーティゴが出回り始めており、町が混乱し始めていることを話す。ヴァーティゴを製造できるのは、伯爵だけのため、新しいものを売りさばいている者を捕らえるにはどうすれば良いのかわからないとオリバーはいう。

その時、フェリシティが秘密基地を訪れる。フェリシティはオリバーとディグルにあるニュースを見せる。そのニュースでは伯爵が脱走したと報道。オリバーは怒りをあらわにする。

伯爵が脱走した精神科病院にはランス刑事が主治医から事情聴取を行っていた。主治医の話しでは、薬を飲ませに向かうと、意味不明な行動や言動をしていた伯爵が正常に戻り、襲われて逃げられたという。

精神科病院には、監視カメラはなく伯爵を捕まえるのは難しい。だが、クラブの外で死んだ若い女性の携帯から、最後にメールしたのは、トミー・マリーンであることが分かる。ヴァーダントの銀行口座から、事業経費から1万ドルがなくなっていたことも分かる。

ランス刑事が事情を聞くために、トミーのもとへ向かう。

ディグルは、ヴァーティゴが売られている場所へ潜入し、ヴァーティゴを購入する。秘密基地へ戻ると、フェリシティが立てた作戦で、札束に仕込んだ発信機で出処である伯爵を探す。

ディグルはフェリシティにロートンが、上院議員を暗殺したと話す。フェリシティはロートンの行方を追っていたが、行方はまだ分からない。だが、ロートンはアルベルト・ガルシアという男に何度も電話していることが分かる。ロートンの仕事をブッキングしていると推測される。

この情報を聞いたディグルはオリバーには知らせずに、単独でロートンを追うことにする。

ローレルの自宅を向かったランス刑事は、トミーにクラブを出て外で死んだ女性からメールを送っていると話す。最初、トミーは女性とは面識がないと話していた。トミーはメールのことは知らず、携帯を確認すると、確かにメールは届いていた。

ヴァーダントの銀行口座から、1万ドルがなくなっていることもトミーに話し、何に使ったのか質問する。その1万ドルで、ヴァーティゴを買って客に振る舞ったと、ランス刑事は疑っていた。

トミーはランス刑事に疑われたことに気分が悪くなる。

オリバーはフェリシティからの札束につけた発信機でヴァーティゴの売人の居場所へ向かう。売人が、ヴァーティゴを売りさばいているところに、オリバーが駆けつける。

その時、売人の乗っていた車から男が出てきて発砲。オリバーは弓矢を放ち、車は炎上する。

別の売人が乗った車には逃げられてしまう。

その後、水族館で、フードを被った男性が、意識が朦朧としている。周りのお客は、不審がる。警備員が駆け寄る。腰につけていた銃を取られる。その銃を振りかざして、辺りはパニックになる。

地下の秘密基地では、警察の無線を傍受していると、水族館で騒ぎになっているという情報が入る。フェリシティによると、錯乱状態の男性はヴァーティゴを服用していると話す。

オリバーは、リエン・ユーから持ち帰った薬草を調合し、ヴァーティゴの中和剤を作る。

ランス刑事はヴァーダントへ向かう。ランス刑事ではトミーに銀行口座から1万ドルは、建築規制担当者に査察を免れるため払ったと話す。ヴァーダントの家宅捜索を行おうとするランス刑事。トミーは捜索令状をとってくれば、クラブ内を捜索しても良いという。

水族館へ向かったオリバーは、ヴァーティゴの服用で錯乱状態になっている男性を助けようとするが、死んでしまう。

ヴァーダントでは、ランス刑事が捜索令状をとって、トミーとオリバーの前に現れる。ランス刑事や他の警察官は、地下の入り口をみつけ、その中を捜索しようとする。オリバーはそれを止めようとするが、礼状があるため、入り口を開けてランス刑事らは地下室へ向かう。

オリバーは、秘密基地がばれると思っていたが、そこにはお酒の保管場所となっていた。

ランス刑事は、なぜトミーが査察を断ったのか不思議だった。トミーはクラブの換気装置は古いものを使っているため、建築基準などに違反するかと思い、査察を嫌がっていたと話す。

この後、オリバーはトミーにお礼をいう。だが、昔と変わり、悪人を殺しているオリバーに、今はどうして良いのかわからないトミーだった。友達同士という関係が壊れかけようとしていた。

そこにディグルが戻ってくる。ロートンのことで忙しく水族館の件に駆けつけてこなかったディグルに、怒るオリバー。ディグルは、オリバーだけではロートンなどのことを理解してくれると思っていたが、そうではなかった。ここでもディグルとの間に亀裂が生じたようである。

地下の秘密基地で、オリバーはフェリシティに伯爵と水族館の件について関連することをみつけてほしいと依頼する。すると、新しいヴァーティゴは精神安定剤が入っていることを突き止める。ヴァーティゴに精神安定剤を入れるには、大量の精神安定剤が必要である。精神安定剤を手に入れるには精神科病院で入手するしかない。

つまり、伯爵は脱走しておらず、精神科病院に今もいると推測する。

フードを被りオリバーは精神科病院へ向かう。そこでは、伯爵がいたが、意味不明な言動をしていた。その時、伯爵の主治医がオリバーを襲う。

捕まってしまうオリバー。主治医にヴァーティゴを飲まさせられる。弓矢に取り付けた爆弾で、脱出しようとする。そこに駆けつけてきたディグルが、オリバーを助ける。

ヴァーティゴの中和剤を自分に注射し、主治医を追う。意識の朦朧とするなかで、なんとか弓矢で制裁する。

今後こそ伯爵も制裁しようとするが、殺すことはできず。終わったと話すオリバーだった。

ヴァーダントでは、共同でやってきたトミーがクラブを辞めて去る。

ヴァーティゴの件が片付いたオリバーは、ディグルの追っているデッドショット(フロイド・ロートン)を再び優先順位を高めて制裁することにする。

クラブを辞めたトミーは、父であるマルコム・マリーンのもとで仕事をくれるように頼むのだった。

「END」

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