シーズン1 第8話「歪んだ心」（ゆがんだこころ）
英題：Vendetta
シーズン通算：第8話
登場人物（出演者）
オリバー・クイーン (Oliver Queen) : スティーヴン・アメル（Stephen Amell）
ダイナ・“ローレル”・ランス (Sam Winchester) : キャサリン・イヴリン・アニタ・キャシディ（Katherine Evelyn Anita Cassidy）
トミー・マーリン (Tommy Merlyn) : コリン・ドネル（Colin Donnell）
ジョン・ディグル (John Diggle) : デヴィッド・ラムゼイ（David Ramsey）
テア・クイーン (Thea Queen) : ウィラ・ホランド（Willa Holland）
モイラ・クイーン (Moira Queen) : スザンナ・トンプソン（Susanna Thompson）
ウォルター・スティール (Walter Steele) : コリン・サーモン（Colin Salmon）
フェリシティ・スモーク (Felicity Smoak) : エミリー・ベット・リッカーズ（Emily Bett Rickards）
チャイナ・ホワイト (China White) : ケリー・アン・ヒュー（Kelly Ann Hu）
ヘレナ・バーティネリ（Helena Bertinelli） :ジェシカ・デ グー（Jessica De Gouw）
フランク・バーティネリ（Frank Bertinelli） :ジェフリー・ノードリング（Jeffrey Nordling）
アンソニー・ヴェンザ（Anthony Venza） :アレックス・ザハラ（Alex Zahara）
ディーナ・サルヴァーティ（Dina Salvati） :ジョージア・メイ・ハッチェ（Georgia Mae Hacche）
使用された曲
Sometime by DIIV
Blind (Salva Remix) by Rainbow Arabia
You And I by Washed Out
I Love It by Icona Pop ft Charli XCX
Free Like You Make Me by Cary Brothers
Walls by Deer Tick
内容
夜中にヘレナの屋敷に忍び込んだオリバーは、ヘレナにフードの男であることを見破られる。自らも正体をばらす。
その後、オリバーとヘレナは、親密な関係になる。ヘレナは、復讐のために人を殺しているが、オリバーも父ロバートから託された使命を全うしている。二人は似ているようで違うが、共通点は多くあった。これがお互い惹かれた理由だろう。
目が覚めたヘレナは、トライアドのリーダーを狙撃しようとする。だが、オリバーが、狙撃を止めに入る。止めに入ったが、ヘレナの銃弾が、トライアドへ向かってしまう。その瞬間、あたりは銃撃戦となる。
トライアドはその場を車で逃げ出す。ヘレナは、止めに入ろうとしたオリバーを責める。ヘレナは、フィアンセのマイケルを殺した父バーティネリやその組織を潰すために、トライアドに父親を狙わせるために、狙撃したのだという。
オリバーは、ヘレナを説得するために、ディグルの義理の妹のレストランへ移動する。ヘレナはオリバーも人殺しであるという。オリバーは、自分が人を殺す時は、他に方法がない時だけと話す。ヘレナの行っていることは、いつか誰かを傷つけてしまう。罪のない人は巻き込まずにヘレナの父親やその組織を潰す方法をオリバーは提案しようとするが、ヘレナは興味がない。ヘレナの頭には、自分からフィアンセのマイケルを奪ったように、父親からも全てを奪うことしかないようであった。
地下の秘密基地へ戻ったオリバーは、ディグルから昨夜ヘレナとの行動を質問される。バーティネリの側近であるニック・サルヴァーティが殺されていたことを新聞で知っていた。
オリバーは、ヘレナに正体をばらしたことを明かす。ディグルは、犯罪者となっているヘレナに正体をばらしことに対して、怒鳴る。だが、オリバーはヘレナの本当の正体を知らないディグルに何がわかるのかと疑問であった。自分がヘレナを救うというが、ディグルは人の本質は変わらないという。ディグルはヘレナとの件は、良い結末をむかえないことを予測していた。オリバーは、それでもヘレナをどうにか正しい道へ戻すしかないと考えていた。
クイーン家の屋敷に、モイラが狙撃されたことで戻ってきたウォルター。戻ってきたウォルターだったが、モイラには秘密があり、そのことで嘘をつかれていた。このことで距離が離れていた。モイラはウォルターを危険から守るために、嘘をついていたと話す。ウォルターは、今後は嘘をつかないようにしてほしいとモイラにいう。
バーティネリの屋敷では、ニックの身内が訪ねてきていた。ニックを殺したものを許せないというバーティネリ。ニックの身内が帰った後、オリバーが訪ねてくる。バーティネリに用があるのではなく、ヘレナに用があった。
オリバーは、ヘレナを連れ出す。釣れだした先は、ローレルの妹サラ・ランスが眠っている墓地であった。
ヘレナに、サラ・ランスを死なせてしまったことやローレルの家族を傷つけてしまったことを話す。オリバーは自分が孤独になっているという。ヘレナも同じように孤独でいるとオリバーは察していた。
ヘレナは、オリバーを受け入れたいというが、フィアンセであったマイケル以外に心を許せることはないという。もう二度と傷つきたくはない。オリバーはそれでも、ヘレナを救いたい一心であった。
オリバーは、ヘレナに地下の秘密基地で、弓矢の使い方を教える。オリバーとヘレナは、父親の行いが原因であり、オリバーはヘレナに父ロバートから託された街を汚した者たちの手帳を見せる。
ヘレナは、その手帳の中に、アンソニー・ヴェンザの名前があることに気が付く。アンソニーは、バーティネリの部下で、違法な処方薬を売りさばいているという。
その時、ディグルが二人の間に登場する。ディグルは、ヘレナに対して警戒心があり、ヘレナに対して冷たく感じられる。それを感じたヘレナは、秘密基地から去る。ディグルは、オリバーに対して、自分が思っている以上に孤独であるという。孤独であるがゆえに、ヘレナを変えられると思い込んでいる。正義と悪を混同すると、大変なことになると忠告する。
オリバーは再び、ヘレナを呼び戻す。今夜は、実地訓練となる。アンソニーを制裁するというオリバー。そこには仲間であったはずのディグルの姿はない。
ヘレナにボウガンを渡し。”アロー”と”ハントレス（ヘレナ）”は、アンソニーのアジトへと向かう。
アンソニーのところへ向かったオリバーとヘレナは、今までとは違い、誰も殺さずに街を汚したものを制裁する。
翌日、バーティネリは、部下であるアンソニーが逮捕されたことを知らされる。逮捕されたことを知り、バーティネリはショックをうけるが、ヘレナは、フィアンセであるマイケルを殺した父親に一泡吹かせることができて嬉しい気持ちがあったのだろう。
その頃、ローレルとトミーは、豪華なレストランにいた。そこで、オリバーとヘレナと出会う。一緒にディナーをすることになる。そこで、オリバーとヘレナ、トミーとローレル険悪なムードになる。
トミーとローレルは、仲直りとしたが、オリバーとヘレナの関係は、終わりを迎えたようだった。
一人ぼっちで地下の秘密基地へ向かう。そこでディグルに会う。オリバーはディグルに対して、良い結末を迎えないという予想は当たっており、正しかったという。オリバーは、険悪なムードになったヘレナの姿を見て、既に修正できないところまできており、手遅れだと感じていた。
ヘレナは、トライアドのところへ襲撃に向かう。復讐の鬼となるヘレナであった。
トライアドをヘレナが襲ったことで、バーティネリの屋敷に、トライアド（チャイナ・ホワイトたち）が襲撃に向かう。
屋敷では、オリバーがトライアドの襲撃を止めようとしていた。バーティネリを逃がそうとするオリバー。
屋敷を出たところで、娘のヘレナ（ハントレス）が父であるバーティネリを襲う。復讐に走ろうとするヘレナ。バーティネリを殺そうとするが、オリバーが止める。
バーティネリが、オリバーとの戦いの中、ボウガンをヘレナに向ける。ヘレナに矢が刺さり、重症を負ってしまう。オリバーは、応急処置のため、地下の秘密基地へ向かう。
ヘレナは意識を取り戻す。バーティネリは、警察に拘留されて、服役し、一生出てくることがないとオリバーはヘレナに伝えるが、そんなことでヘレナの気持ちは収まらなかった。ヘレナには、まだ復讐しか頭になかった。
復讐を止めることがあれば、オリバーの正体をばらすというヘレナ。その後、ヘレナはオリバーの元を去る。
オリバーの元を去ったヘレナだったが、オリバーはまたいつか再会する予感がしていた。
「END」
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