シーズン1 第17話「女神の暴走」（めがみのぼうそう）
英題：The Huntress Returns
シーズン通算：第17話
登場人物（出演者）
オリバー・クイーン (Oliver Queen) : スティーヴン・アメル（Stephen Amell）
ダイナ・“ローレル”・ランス (Sam Winchester) : キャサリン・イヴリン・アニタ・キャシディ（Katherine Evelyn Anita Cassidy）
ジョン・ディグル (John Diggle) : デヴィッド・ラムゼイ（David Ramsey）
テア・クイーン (Thea Queen) : ウィラ・ホランド（Willa Holland）
モイラ・クイーン (Moira Queen) : スザンナ・トンプソン（Susanna Thompson）
クエンティン・ランス刑事 (Detective Quentin Lance) : ポール・ブラックソーン（Paul Blackthorne）
ヤオ・フェイ(Yao Fei) : バイロン・マン（Byron Mann）
フェリシティ・スモーク (Felicity Smoak) : エミリー・ベット・リッカーズ（Emily Bett Rickards）
スレイド・ウィルソン（Slade Wilson）: マヌー・ベネット(Manu Bennett）
マッケナ･ホール（McKenna Hall）: ジャニナ・ガヴァンカー(Janina Gavankar）
フランク・チェン（Frank Chen）: チン・ハン(Chin Han）
エドワード・フライヤーズ（Edward Fyers）: セバスチャン・ダン(Sebastian Dunn）
マルコム・マーリン (Malcolm Merlyn) : ジョン・バロウマン（John Barrowman）
ダイナ・ランス（Dinah Lance) : アレックス・キングストン（Alex Kingston）
ヘレナ・バーティネリ/ハントレス（Helena Bertinelli/The Huntress) : ジェシカ・デ グー（Jessica De Gouw）
ロイ・ハーパー（Roy Harper) : コルトン・ヘインズ（Colton Haynes）
使用された曲
Va Va Voom by Nicki Minaj
Make My Body by Chain Gang of 1974
One Problem Always Changes To Another by Scanners
Singularity by Steve Aoki ft Angger Dimas & My Name Is Kay
Transcend by Steve Aoki ft Rune RK
Kiss Me by Ed Sheeran
内容
とあるストリップクラブ。
壇上のストリッパーを眺める男性。その男性に近づく、1人の女性。
女性は、男性を誘う。VIPルームで、男性は楽しもうとする。だが、その女性はヘレナだった。
男性はヘレナのことを知っている様子。ヘレナは、男性にフランク・バーティネリの居場所を聞き出そうする。男性は、ガッサバ・トーニ。フランクの弁護士である。
ガッサバは、司法取引して以来、フランクの居場所は知らないという。
ヘレナは、ガッサバを殺し、バイクで再び父の行方を探しに闇夜を走り抜ける。
そんなことがあったとは、まだ知らないオリバー。オリバーはクイーン産業跡地で新しいクラブのオープンが間近に迫っていた。
ローレルは、父であるランス刑事をカフェに呼び出す。フードの男をおびき寄せて捕まえるために、ローレルを囮に使って以来、連絡をとっておらず、久しぶりに再会する。
ローレルは、今日父を呼び出したのにはわけがあった。それは母であるダイナとの再会。
ダイナは、妹であるサラがまだ生きているという。ランス刑事はその言葉に動揺を隠せない様子であった。ダイナは、オリバーが生き延びたリエン・ユーという島でその周辺には数多くの無人島があり、そのどこかにサラが流れ着いて生き延びている可能性があるという。
ランス刑事はそれだけでは、サラが生きている証拠にはならないという。ダイナはさらに、島の周辺で観光客が撮った、サラらしき人物が写っている写真を見せる。しかし、これだけではサラとは断定できないとランス刑事は話す。
どうしても今さらサラが生きているとはとても信じられず、せっかく忘れようとしていたところに、生きているという情報が出てくるのか。やり場のない気持ちがランス刑事を襲ったと思う。
グレイズ地区に、テアが仕事に向かうために通ると、ロイ・ハーパーと出会す。テアはロイに好意的であり、どうにかロイを更生させたいとおもっている。ロイのために、オリバーが経営する新しいクラブ「ヴァーダント」で働く人を募集しているので、テアはオリバーに採用できるかを聞いてみるという。
オリバーは、地下の秘密基地へ向かう。そこには既にディグルが来ていた。ディグルは、オリバーに、ヘレナがストリップクラブで父フランクの弁護士を殺したと告げる。驚くオリバー。
ディグルは、ヘレナがいつ警察にオリバーの正体などをしゃべるのか不安でいた。オリバーはディグルに、ブラトヴァを使う・町で聞き込みをしてヘレナの居場所などを突き詰めるように依頼する。
屋敷に戻ったオリバー。屋敷では、テアと仲良くしゃべっているヘレナの姿があった。オリバーは屋敷に何をしにきたのか驚いていた。
テアは、オリバーに友達のロイにクラブでの仕事をくれるように頼む。オリバーは、トミーに連絡した方が良いと別の部屋へ移動させる。ヘレナと2人になり、ヘレナは今までいろんな所をてんてんしていたことを聞かさせれる。
オリバーは、フランクの弁護士を殺したことや、フランクは刑務所から一生出てこれないことをヘレナに話す。だが、ヘレナは、父フランクは、司法取引に応じて48時間後には証人保護プログラムが適用されて、居場所が分からなくなってしまう。父には第2の人生を与えられる価値はないと思っている。
どういかにして、父を殺したいとヘレナは考えているが、1人だけではフランクを捕らえることはできないのでオリバーに協力してほしいという。オリバーは殺人を犯すことはできないと断る。
その時、母モイラがオリバーのもとへ来る。母モイラにヘレナを紹介する。紹介するが、逆にオリバーはヘレナに脅迫されたも同然であった。
ヘレナが帰った後、ヴァーダントに向かう。クラブに向かうとディグルに屋敷にヘレナが訪れて脅迫されたことを話す。屋敷の警備を強化するように依頼する。
クラブでは、親友であるトミーとも話す。オリバーの正体がフードの男だと知り、トミーはオリバーを今まで避けていた。オリバーが正体を秘密にしていたのは、家族や身近にいる友達などを守るためだという。だが、トミーが気にしていたのは、オリバーが人殺しだったということ。リエン・ユーのことが、オリバーを変え、まったくの別の人間にしてしまったのではないかと思う。
ローレルと父ランスは、目の前に母と、サラが生きているかもしれないという情報があらわれ、戸惑う。ランス刑事は既にサラが死んだものだと、つらい過去を忘れ去ろうとしていた。だが、ローレルは、母とちゃんと向き合ってほしいと考えてた。
オリバーが経営するクラブ「ヴァーダント」がついにオープンする。オープン初日には、多くのお客で賑わう。モイラやテア、マッケナなどが駆けつける。
ローレルも、クラブで働いているトミーに会うために訪れる。そんな中、ヘレナがトミーの前に現れる。
オリバーがディグルからのメモを受けとる。地下の秘密基地へ向かうと、ヘレナがトミーを人質にとっていた。オリバーは驚くが、ヘレナはオリバーに一緒に父フランクを捕まえるために力をかしてほしいと強要する。
トミーのために、オリバーはヘレナに力をかすことにする。
その後、秘密基地でオリバーはディグルに、ヘレナに力を貸したことを話す。ディグルは、まだヘレナへの気持ちが残っているから、力を貸したという。そうでなければ、既にヘレナを殺していたと。
オリバーは、図星を当てられたようであった。自分にヘレナを殺せない。殺せないが、ヘレナを野放しにしておけば、いずれオリバーの正体などがバレてしまうので、どうしたらよいのかわからない。結局は、オリバーはヘレナに協力するしかないと判断する。
そこにヘレナが現れる。オリバーは、フランクの居場所はわからないという。居場所はわからないが、今夜証言のために、司法省に護送される。護送車は2台で、どちらかにフランクがのせられている。
オリバーとヘレナで2人。両方の護送車を襲うことになる。
ロイは、クラブ「ヴァーダント」で働くのを拒み、オープン初日は店に来なかった。テアがロイの自宅を訪ねると、ロイはお金持ちであるテアに施しをうけるのが嫌であったようだ。帰り道、テアは襲われるが、ロイを助ける。だが、ロイは負傷してしまう。
ヘレナとオリバーは、フランクが護送されるのを待って、護送車を襲う。護送車は二手に分かれ、それぞれ車を追う。オリバーの追っていた車にはフランクはおらず、ヘレナの追っていた車にフランクが乗っているものだと思われたが、その車にもフランクは乗っておらず、ヘレナは警察に包囲されてしまう。
警察に捕まってしまったヘレナ。ヘレナは警察署でランス刑事とマッケナに事情聴取される。ここで初めてランス刑事から「ハントレス」と呼ばれる。ヘレナは、共謀していたフードの男はオリバー・クイーンだという。その時、警察署で警報器が鳴り、オリバーはヘレナを救助する。
テアはロイを助ける。
父であるフランクを捕まえることに失敗したヘレナ。オリバーは警察がヘレナの目的が分かった以上、フランクを捕まえることはできないと、スターリングシティから追い出す。
だが、ヘレナはあきらめていなかった。スポーツ用品店からクロスボウを盗み出し、フェリシティをもとへ向かう。フェリシティを脅して、フランクの居場所をつかみ、その場所へ向かう。
フェリシティのもとへ駆けつけたオリバーとディグルは、そのことを知り、オリバーはヘレナの後を追う。
フランクの隠れ家で、ヘレナとオリバーは対峙する。戦闘となり、その最中マッケナがかけつける。ヘレナに弓矢を向けるオリバー。ヘレナは隙をついて銃で発砲する。その銃弾がマッケナにあたってしまう。ヘレナはその場を逃げる。
病院に運ばれたマッケナ。病室にオリバーがお見舞いに訪れる。重症を負ってしまうマッケナは、リハビリのために、スターリングシティを離れるという。
オリバーはマッケナのことやヘレナのことで、ショックを受ける。その後、クラブへもどる。そこでは、今までオリバーを拒んでいたトミーが話しかける。オリバーは普通の生活と、正義のために悪を正す生活の両立は難しいと苦悩していた。トミーもそれはどこかで察していたことだったろう。
「END」
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