シーズン1 第13話「揺らぐ絆」（ゆらぐきずな）
英題：Betrayal
シーズン通算：第13話
登場人物（出演者）
オリバー・クイーン (Oliver Queen) : スティーヴン・アメル（Stephen Amell）
ダイナ・“ローレル”・ランス (Sam Winchester) : キャサリン・イヴリン・アニタ・キャシディ（Katherine Evelyn Anita Cassidy）
トミー・マーリン (Tommy Merlyn) : コリン・ドネル（Colin Donnell）
ジョン・ディグル (John Diggle) : デヴィッド・ラムゼイ（David Ramsey）
テア・クイーン (Thea Queen) : ウィラ・ホランド（Willa Holland）
モイラ・クイーン (Moira Queen) : スザンナ・トンプソン（Susanna Thompson）
クエンティン・ランス刑事 (Detective Quentin Lance) : ポール・ブラックソーン（Paul Blackthorne）
ヤオ・フェイ(Yao Fei) : バイロン・マン（Byron Mann）
フェリシティ・スモーク (Felicity Smoak) : エミリー・ベット・リッカーズ（Emily Bett Rickards）
エドワード・フライヤーズ（Edward Fyers）: セバスチャン・ダン(Sebastian Dunn）
ビリー・ウィンターグリーン（Billy Wintergreen）: ジェフリー・ロビンソン(Jeffrey Robinson）
スレイド・ウィルソン（Slade Wilson）: マヌー・ベネット(Manu Bennett）
サイラス・バンチ（Cyrus Vanch）: デイヴィッド・アンダース(David Anders）
アナスタシア（Anastasia）: アガム・ダーシ(Agam Darshi）
ヴィヴィアン（Vivian）: オナ・グローアー(Ona Grauer）
マルコム・マーリン (Malcolm Merlyn) : ジョン・バロウマン（John Barrowman）
使用された曲
I Will Be Back One Day by Lord Huron
内容
アイアン・ハイツ刑務所から、サイラス・バンチが釈放される。
バンチは、弁護士のもとを訪れる。その後、弁護士を殺害する。
オリバーは地下の秘密基地で、ディグルに母モイラが父から託された町を汚した者たちのリストと同じリストを持っていたと告げる。
クイーン総合会社のIT部門のフェリシティからリストを受けとったという。フェリシティは、ウォルターが母モイラの部屋で見つけて、秘密を調べるように言われていた。
その後、ウォルターが失踪し、行方不明に。ディグルは、ウォルターを誘拐したのが、母モイラを疑っていた。だが、オリバーはそんなことはないとディグルに言い放つ。
警察署では、ランス刑事が、フードの男の捜査から、別の捜査に移動させられようとしていた。今や、フードの男は正義の男なりつつあった。フードの男の、具体的な証拠がない限りは、別の捜査を優先しろと命令される。
屋敷に戻ったオリバーは、母モイラに、フェリシティから預かったリストを渡す。モイラは、このリストは父ロバートのもので、ロバートに借りのあるものたちのリストであるという。オリバーはリストに載っている者たちは、善人ではないと告げる。モイラは、父ロバートが、どんなことに関わっていたのか分からないとオリバーに話す。あれこれ詮索するのは、危険を伴うとモイラは考えており、リストを暖炉で燃やす。
ローレルは、法律事務所で、サイラス・バンチが釈放されたことを知る。ローレルは、動揺する。バンチは、人身売買や麻薬取引にゆすりや52人も殺害している凶悪犯である。釈放が取り消されるようにすべきだと、ローレルは思っていた。
地下の秘密基地で、オリバーは、ディグルに母モイラにリストを渡したことや、燃して危険を伴うと告げられたことを話す。ディグルは、それでもモイラが何か秘密を隠しており、怪しいと睨んでいるようであった。
その時、携帯のバイブ音が鳴り響く。その携帯は、フードの男と連絡がとれるように、ランス刑事に渡したものだった。オリバーが、携帯を確認すると、ローレルからの着信である。
ローレルは、バンチが釈放されたことをフードの男に告げる。バンチは弁護士の家にいるが、弁護士は行方不明となっていた。行方不明ではあるが、ローレルは、証拠はないが、バンチに殺されたと話す。警察も犯罪活動の証拠がなければ動けないと、フードの男に助けを求める。
オリバーはローレルからの救いの声に、バンチの犯罪の証拠集めに向かう。携帯から、フードの男とローレルの会話を盗聴していた警察。ランス刑事が、盗聴していた情報から、特捜班に出動を要請する。
フードを被り、バンチの弁護士の家へ向かったオリバー。バンチは、今のスターリングシティの裏の権力は、バーティネリやトライアドが不在で、権力のトップにのしあがろうとしていた。
ローレルは自宅に戻り、トミーと出かける支度をしていた。その時、ローレルの携帯に、フードの男から着信が入る。フードの男は、ローレルにビルの屋上で待ち合わせをする。
その情報を盗聴していた警察は、フードの男を捕られるために、ランス刑事が特捜班を用意し、ビルへ向かう。もちろんローレルには内緒であった。
ディグルは、モイラの秘密を探るため、モイラの今までの運転手と急遽交代し、行動を見張ることにする。
ビルの屋上で、ローレルはフードの男から、バンチが、スターリングシティの裏の権力のトップになろうとしている証拠を渡す。証拠を渡した時、ローレルとフードの男は、ランス刑事らに包囲される。
フードの男は、ローレルを人質にとり、屋上から逃げる。ランス刑事は後を追うが、途中でフードの男に襲われ、取り逃がしてしまう。
警察署に戻ったランス刑事とローレル。ローレルは、父であるランスに嘘をつかれていたことや、囮にさせられていたことで、父ランスに失望してしまう。
地下の秘密基地に戻ったオリバーは、警察に取り囲まれてしまいローレルを危険にさらしてしまったことを後悔していた。ディグルは、ローレルや家族のことになると、オリバーは目先のことしか頭になくなってしまい、判断が鈍ってしまうと話す。モイラを監視し始めていることをオリバーに告げる。
オリバーは母モイラの監視をするディグルに気が乗らないようであった。モイラが何かの秘密を握っているとは到底思えなかった。
バンチは、弁護士の家で、フードの男のニュースを見ていた。バンチは、スターリングシティの裏の権力のトップになるには、フードの男が必要であることを悟る。フードの男をおびき出すためには、ローレルを使うとよいことを知る。
ローレルは自宅に戻ってきており、呼び鈴でドアを開ける。すると、見知らぬ男たちが自宅の中に侵入してきた。必死に抵抗するローレルだが、バンチでスタンガンで気絶させられてしまう。
モイラの運転手となったディグルは、出かけた先でマルコム・マリーンとモイラの怪しげな会話を盗聴する。
トミーが、ローレルの自宅へ向かうと、そこにはローレルはおらず、バンチからの脅迫メッセージが残されていた。メッセージの内容では、バンチのもとへフードの男を届けるようにといったものであった。そうしないと、ローレルを殺すという。
トミーは、警察へ向かい、ランス刑事にローレルを救ってくれるように頼む。だが、ランス刑事はそれはできないという。ランス刑事は、なぜローレルとフードの男の関係を知ったのか疑問であった。
地下の秘密基地へ戻ったディグル。ディグルはオリバーを呼びよせる。ディグルから、録音していたモイラの怪しげな会話をオリバーに聞かせる。オリバーが、父ロバートと航海へ出た時の船・クイーンズガンビット号に細工がしてあり、難破させられるようになっていたことを知る。
ディグルは、誰かが父ロバートを死なせようよとしていたことにモイラを関わっていると話す。オリバーは、母モイラが関わっているかどうかわからない、母がそんなことをするとは信じらないと言い放つ。
だが、ディグルはモイラがクイーンズガンビット号に細工がしてあったことを秘密にしていたのは事実であると、オリバーにいう。
そんな時、携帯のバイブ音が鳴る。携帯に出ると、ランス刑事からで、フードの男を捕らえるために、はめたことに対して怒りをあらわにするオリバー。ランス刑事は、ローレルが誘拐されたことを伝える。
ビルの屋上で、フードを被りランス刑事に会うオリバー。ランス刑事に、犯人はバンチであることを告げる。バンチは立てこもっており、警備も厳重で、フードの男だけでは救出できないという。ランス刑事はなんとしてでも救い出したいという。フードの男はランス刑事に協力をあおる。
バンチが立てこもっている屋敷に、フードを被りオリバーが向かう。警備は厳重だったものの、ランス刑事と協力し、バンチからローレルを救い出す。
救出されたローレルは、自分に嘘をついていたランス刑事から距離をおくことにする。フードを被ったオリバーも、ローレルを危険にはさらせないと、姿を消す。
地下の秘密基地へ戻ったオリバーは、ディグルからもらった母ローレルの怪しげな会話を何度も聞いていた。オリバーはとても信じらない様子だったが、怪しげな会話の中にあった「事業」のことなどを聞き出すために、母モイラのもとへ向かう。
クイーン総合会社では、母モイラがミーティング中であったが、オリバーはフードを被り、警備員を倒し、自分の母を制裁しようとする。
「END」
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