シーズン1 第12話「ヴァーティゴ」（う゛ぁーてぃご）
英題：Vertigo
シーズン通算：第12話
登場人物（出演者）
オリバー・クイーン (Oliver Queen) : スティーヴン・アメル（Stephen Amell）
ダイナ・“ローレル”・ランス (Sam Winchester) : キャサリン・イヴリン・アニタ・キャシディ（Katherine Evelyn Anita Cassidy）
トミー・マーリン (Tommy Merlyn) : コリン・ドネル（Colin Donnell）
ジョン・ディグル (John Diggle) : デヴィッド・ラムゼイ（David Ramsey）
テア・クイーン (Thea Queen) : ウィラ・ホランド（Willa Holland）
モイラ・クイーン (Moira Queen) : スザンナ・トンプソン（Susanna Thompson）
クエンティン・ランス刑事 (Detective Quentin Lance) : ポール・ブラックソーン（Paul Blackthorne）
ヤオ・フェイ(Yao Fei) : バイロン・マン（Byron Mann）
フェリシティ・スモーク (Felicity Smoak) : エミリー・ベット・リッカーズ（Emily Bett Rickards）
エドワード・フライヤーズ（Edward Fyers）: セバスチャン・ダン(Sebastian Dunn）
マッケナ･ホール（McKenna Hall）: ジャニナ・ガヴァンカー(Janina Gavankar）
ビリー・ウィンターグリーン（Billy Wintergreen）: ジェフリー・ロビンソン(Jeffrey Robinson）
伯爵（Count Vertigo）: セス・ガベル(Seth Gabel）
使用された曲
One Last Look by Trent Dabbs
内容
フードの男は、今夜も町を汚した者を制裁する。
オリバーの妹テアは、パーティーでドラッグ「ヴァーティゴ」を使用する。ドラッグを使用したまま車を運転し、事故を起こしてしまう。
オリバーは、麻薬の売人からヴァーティゴを売った張本人を探す。麻薬の売人からヴァーティゴを売ったのが、「伯爵」という名前だと知る。
地下の秘密基地に戻ったオリバーは、ディグルに、「伯爵」がヴァーティゴを売っており、許すべきではないと話す。オリバーはさらに別の仕事があり、出かけようとするが、ディグルは彼にはもっと大事な仕事があると話す。明日は、妹テアの初審問を控えていた。
屋敷に戻ったオリバーは、妹テアの部屋で、不安になっている妹を勇気付ける。
裁判所へ向かう、クイーン一家。正面には、マスコミが駆けつけてきていた。判事から、妹テアが麻薬脅威の象徴となっており、いくら裕福であっても市民が困るとして、司法取引は認めないという。
屋敷に戻ってきたクイーン一家。クイーン側の弁護士は、テアの今の状況では不利になる可能性があると告げる。テアはそれを聞いて、ショックをうける。母モイラもショックをうけるが、どうにかしてテアの判決を覆したいと考えていた。
だが、テアは母モイラが、マルコム・マリーンと不倫しているのではないかと疑っていた。母モイラとは、もう一緒に居たくないと思っていた。これで自分の顔を見なくて済むと、テアは母モイラに話す。
オリバーは、警察署へ向かう。警察署で、昔の友達であるマッケナ･ホールと出会う。マッケナ･ホールは、いつの間にか風紀犯罪取締班の刑事になっていた。昔話にはながさく。
オリバーは、マッケナにヴァーティゴの情報を求める。マッケナも、オリバーの妹のことは既に知っているようであった。マッケナにオリバーが独自で調べたヴァーティゴを売っている張本人である「伯爵」について話す。
警察も伯爵については情報を掴んでいるが、情報自体は少ないとオリバーに話す。伯爵の逮捕は、警察に任せてほしいと、マッケナはいう。
伯爵は、とある建物の一室で、フードの男に伯爵の情報を喋った男に、ヴァーティゴを打つ。男は、錯乱状態になり、自殺してしまう。伯爵はフードの男に興味があるようであった。
ローレルの家に、オリバーが訪れる。そこには、親友であるトミーと一緒であった。ローレルのもとへ訪れたのは、妹テアの初審問に来てくれたことと、父親であるランス刑事に判事にテアの罪を軽くしてもらうようにお願いしにきた。
その後、ローレルはランス刑事のもとへ行く。ランス刑事は、テアの罪を軽くすることはできないという。ローレルは、テアは、ローレルの妹のサラと似ており、サラも万引きで捕まったことがあるが、ランス刑事がもみ消していた。これまでランス家は、妹のサラを死なせてしまったオリバーを憎んでいたが、サラ自身にも問題や責任があったと父ランスに話す。また、テアは罪をおかしたが、情状酌量の余地はあるという。
ランス刑事は、ローレルの説得で、テアの罪をなんとかしてみようと話す。
オリバーとディグルは、ロシアンマフィア「ブラトヴァ」のスターリングシティ支部を訪れる。オリバーはドラッグに投資する話しを、ブラトヴァにもちかける。もちろん、ドラッグはヴァーティゴ。
ブラトヴァは、ヴァーティゴへの投資は難しいという。売り手は1人。その1人とは伯爵。伯爵は、新しい取引先を好まないというが、オリバーはどうに伯爵と会えるようにしてほしいという。
伯爵に会えるように取りはからう条件として、ブラトヴァの命令に逆らった者を殺せという。ディグルは、止めようするが、オリバーは息の根を止める。
オリバーとディグルは、ブラトヴァの支部から車へ戻る。ディグルは、人をあっさりと殺すとは信じらないと、オリバーにいう。だが、オリバーは、車のトランクに入れた殺した男を指で蘇生させる。ディグルはその光景に驚いた。
ディグルは、ブラトヴァとの交渉に成功したオリバーは、フードを被り伯爵を制裁すると思っていた。このままフードを被り、伯爵を制裁すると、ブラトヴァを使ったことがバレてしまい、ブラトヴァとの友好関係にヒビが入ってしまう。そのため、オリバーとして伯爵と会い、泳がせて、アジトを突き止めるという。
屋敷に戻ると、ローレルが来ており、ランス刑事が判事にかけあってテアは厳罰を免れる。判事は、500時間の地域奉仕活動と、2年間の保護観察で同意したのだった。条件となるのは、親代わりとなるローレルを任命することである。
しかし、テアはそれを断る。オリバーは、せっかくテアのためにローレルに頼んだことなのに、それをふいにするとはどういうことなのか不思議であった。
テアは、嘘をついて裏切り者である母モイラの一生を台無しするために、断ったのであった。オリバーは、母モイラが裏切ったのではなく、父ロバートが嘘をついて裏切っていたことを告白する。
その後、ディグルからブラトヴァから連絡があり、伯爵と会えると告げられる。
ブラトヴァとオリバー、ディグルは、待ち合わせ場所で伯爵が来るのを待つ。ブラトヴァから伯爵の由来について告げられる。伯爵は、麻薬を作る際に、ホームレスや売春婦などを使い、実験を行う。実験後、その遺体からはヴァンパイアに噛まれたような跡があったことから、伯爵と呼ばれていた。
伯爵が現れる。オリバーは伯爵とヴァーティゴの取引をすすめる。その時、警察が待ち合わせ場所に現れる。
銃撃戦となり、伯爵とオリバーら・ブラトヴァはその場から逃げる。逃げる際に、オリバーは伯爵に、ヴァーティゴを注射される。意識が朦朧とし倒れてしまう。
ディグルは、オリバーを担いで、地下の秘密基地へ向かう。リエン・ユーから持ち帰った薬草をまぜて、ディグルがオリバーに飲ませる。
飲ませた後、オリバーが意識を取り戻す。ディグルから、伯爵との取引後、警察から伯爵は逃げたことを聞かされる。ディグルは、オリバーが持ち帰ったヴァーティゴを分析してみると話す。
ヴァーティゴの作用から回復してすぐに屋敷に戻るオリバー。ランス刑事とマッケナが屋敷を訪れていた。オリバーと伯爵との取引現場を、マッケナが目撃。オリバーは、テアにヴァーティゴを売った伯爵のことを調べており、ロシアンマフィアにお金をはらって伯爵と会ったと話す。
警察が帰った後、オリバーは再びヴァーティゴの作用で意識が朦朧とし、屋敷で倒れてしまう。かけつけるディグル。
オリバーは、なんとか回復し、クイーン総合会社へ向かう。IT部門のフェリシティのもとを訪れる。フェリシティに、ヴァーティゴの分析を依頼する。
地下の秘密基地で、フェリシティからの分析結果が届き、製造された場所が特定される。
オリバーは、その場所へ向かおうとするが、ディグルはヴァーティゴの影響が残っており、まともに闘うことができないと向かうのを止めようとする。
弓矢も、まともに当てれないオリバーだったが、弓矢なしでディグルの反対をおしきって、製造場所へ向かう。
フードを被り、製造場所へ向かうと、伯爵の姿があり、制裁しようとヴァーティゴを注射する。。ちょうど、その頃警察も現場へかけつける。
制裁が終わり、ローレルのもとへ、条件を了承したテアと一緒に向かう。その後、マッケナから伯爵を逮捕したという知らせが入る。
病院では、ランス刑事と医者が、ヴァーティゴを打たれてもだえ苦しむ伯爵の姿をみて、回復させるのは難しいという表情をうかべていた。
オリバーは、フェリシティから、オリバーが持っている父から託された町を汚した者たちのリスト（手帳）を受けとる。この手帳はもとは母モイラのもので、ウォルターから
モイラの秘密を探ってほしいと依頼されて渡されたものだと、フェリシティが話してくれた。
なぜ、母モイラがこの手帳を持っているのか。
「END」
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