ウォーキング・デッドシーズン1 第2話「生き残るための方法」

ウォーキング・デッド

シーズン1 第2話「生き残るための方法」(いきのこるためのほうほう)

英題:Guts

シーズン通算:第2話

登場人物(出演者)

リック・グライムズ(Rick Grimes):アンドリュー・リンカーン(Andrew Lincoln)

シェーン・ウォルシュ(Shane Walsh):ジョン・バーンサル(Jonathan E. “Jon” Bernthal)

ローリ・グライムズ(Lori Grimes):サラ・ウェイン・キャリーズ(Sarah Wayne Callies)

カール・グライムズ(Carl Grimes):チャンドラー・リッグス(Chandler Riggs)

使用された曲

I’m a Man by Black Strobe

内容

リックを失ったと思っているローリは、リックの親友シェーンと親密な関係になっていた。

このウォーカーがはびこる世界では、まさに人類の終末が来ようとしている。1人でこの世界を生き抜くには、不安や孤独を感じて、ふれ合いを求めたくなる。

一方、リックは、大規模な避難所があると言われていたアトランタへ向かったが、そこはウォーカーがはびこる死の街と化していた。ウォーカーの群れに、襲われたリックは、とっさのおもいで、戦車の中に逃げ込んだが、ウォーカーに取り囲まれてしまう。

逃げ場を失ったリックは、絶望感にさいなまれ、自殺をはかろうとする。その時、戦車の無線から男性の声が聞こえる。

リックに呼びかける男性は、生存しているかどうかを確認する。名前も知らない男性に、藁をも縋るおもいで、助けを求める。だが、男性は助けられないという。

助けられないが、男性に戦車の周囲の状況を教えてもらい、ウォーカーがいる位置を確認する。このまま戦車の中にいると野垂れ死んでしまう。戦車の中にあった銃をもち、外に出てる。ウォーカーを銃で倒しながら、進んでいくと、無線で連絡してきた男性と合流。

ウォーカーの群れから、一緒に逃げる。ハシゴを登り、ウォーカーが登って来れない屋上を目指す、下を見下ろすと、地上ではたくさんウォーカーが集まってきている。屋上へ登って、逃げ切れるのか、男性は思う。

世界の終末でこの先いつまで生きれるのかわからないのであれば、いっその事、ウォーカーに喰われるより、転落死の方が楽に死ねると、男性は考えている。

無線で連絡してきた中国人系の彼はグレン。リックは、なぜ自分を助けたのか気になっていた。グレンは、リックを助ければ、この先助けてもらえると考えていた。だが、リックは人を助けている場合ではない心境だった、妻のローリや息子のカールが気がかりであっただろう。

ビルの屋上から移動するグレンとリック。グレンは移動中に無線で、誰かに連絡を取る。

移動した先は、デパートの倉庫の中で、リックは、ここに何があるのか不思議だった。中に入ると、男性や女性が何人かいて、いきなり中にいた女性の1人に銃を向けられて、「殺してやる」と脅される。

リックは状況がのみこめずにいるが、女性は自分のせいで、ここにいるみんなが死ぬという。今にも発砲しそうな女性だが、男性が止めに入る。女性を説得すると、銃をおろした。

女性の名前は、アンドレアというようだ。リックに銃を向けた原因は、外で銃を発砲したことにあり、洋デパートの表には、音を聞き分けて寄ってきたウォーカーの群れが押し寄せてきていた。

今にも、ロックされている店の正面ドアが、ウォーカーに破られそうである。またしてもリックは、戦車と同じで、周りを取り囲まれて、逃げ場がなくなってしまう。
助かる手段を考える。デパートにいた男性の1人が無線を使ってどこかに連絡をとろうとしている。応援を呼ぶつもりだろうか。

しかし、無線は電波が悪く通じない。屋上なら通じるかと考えて、屋上へ向かおうとする。

その時、屋上から銃声が聞こえる。

デパートの倉庫の中にいた人たち以外にも、人間がいるのかとリックは思う。屋上へ向かうと、ライフルで、地上のウォーカーを撃ち殺す男性がいた。男性の名前はメルルというようだ。

ライフルの銃は、この世界では生き残っていくには貴重なもので、明らかに銃の弾を無駄使いしている。さらにライフルの銃声で、ウォーカーを呼び寄せる。今よりももっと、危険な状況に追い込まれていくことは間違いなかった。

黒人の男性のTドッグが、銃を使うのをやめろと、メルルを怒る。メルルは気性が荒く、Tドッグに喧嘩をふっかける。その喧嘩にリックも巻き込まれてしまう。

メルルは、自分が今ここいる中のボスだと言いはる。従えないなら、誰かし構わず、撃ち殺す勢いである。どうも、メルルは協調性がなく、このままにしておくと、今の状況を生き残れなくなると感じたリックは、メルルに持っていた手錠をかける。荒っぽいメルルは、どうやらヤクもやっているようだ。

デパートの屋上から脱出する方法を考える。

屋上にきたが無線はいまだに通じない。リックは、下水道であれば、脱出することができるのではないかと考える。デパートの地下にある下水道へ向かう。

グレンが、暗い下水道を進むと、そこにはウォーカーがおり、ここからは脱出できない。

屋上で、Tドッグが、たえず無線連絡をとろうとするが通じない。時間だけが過ぎていく中で、2重ドアになっていたデパートのドアが1枚壊されて、ウォーカーが侵入してくる。

ウォーカーに、喰われるのも時間の問題である。再び屋上でみんなで脱出する方法を考える、ウォーカーの特性を活かして何かできないか考える。ウォーカーは音に敏感な以外に、”臭いも嗅ぎ分ける”ことができる。ウォーカーには死臭が漂っており、リックが良い方法を考える。

デパートの倉庫から、外に出て、死体を確保する。この死体をバラバラに切り刻んでいくリック。

体からは強烈な死臭が漂っており、バラバラになった死体の一部を体にみにつける。こうすれば、ウォーカーと同じ死臭を漂わすことができる。

実際に、ウォーカーと同じ死臭がして、仲間だと思い込ますことができるかどうかはやってみないとわからない。デパートの外にでる、リックとグレン。

ウォーカーの徘徊する路上を歩いてみると、襲ってくる気配がしない。つまり死臭のおかげで、仲間だと思われている。

屋上で、無線で連絡をとっていたTドッグが、アトランタの外で野営しているシェーンや妻ローリ、息子グレンたちのところまで届く。

シェーンたちに、自分たちがデパートに閉じ込められていることを伝えて、救出してもらうように依頼する。だが、シェーンは危険性が高いため、助けにはいけないと皆に伝える。

デパートの外にとめてある、トラックまで、リックとグレンは向かうが、突然の雨で、死臭が洗い流され、ウォーカーたちに正体がばれる。必死の思いで、逃げてトラックまで辿り着く。

トラックでデパートへ戻るのかと思いきや、通り過ぎ、ウォーカーたちの注意をひくために、放置された車の防犯装置を作動させて、警告音を出す。グレンが車を走行させ、周囲に大音量の音が鳴り響く。
ウォーカーたちは、音に引きつけられて、デパートから離れていく。

その間に、リックはトラックでデパートにいた人たちを乗せて脱出をはかる。屋上にいたメルルとTドッグは、手錠につないだままでは死んでしまうと考えたTドッグは、メルルに自分の持っていた鍵を渡そうとするが、、鍵は下水管の中へ。

Tドッグは、ウォーカーたちが入ってこれないように、メルルのいる屋上にロックをかけて、自分だけ脱出する。

グレンは、大音量の音が鳴る車で、アトランタから離れる。
「END」

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