ARROW / アローシーズン1 第10話「憎しみの炎」

ARROW / アロー

シーズン1 第10話「憎しみの炎」(にくしみのほのお)

英題:Burned

シーズン通算:第10話

登場人物(出演者)

オリバー・クイーン (Oliver Queen) : スティーヴン・アメル(Stephen Amell)

ダイナ・“ローレル”・ランス (Sam Winchester) : キャサリン・イヴリン・アニタ・キャシディ(Katherine Evelyn Anita Cassidy)

トミー・マーリン (Tommy Merlyn) : コリン・ドネル(Colin Donnell)

ジョン・ディグル (John Diggle) : デヴィッド・ラムゼイ(David Ramsey)

テア・クイーン (Thea Queen) : ウィラ・ホランド(Willa Holland)

モイラ・クイーン (Moira Queen) : スザンナ・トンプソン(Susanna Thompson)

クエンティン・ランス刑事 (Detective Quentin Lance) : ポール・ブラックソーン(Paul Blackthorne)

ヤオ・フェイ(Yao Fei) : バイロン・マン(Byron Mann)

フェリシティ・スモーク (Felicity Smoak) : エミリー・ベット・リッカーズ(Emily Bett Rickards)

エドワード・フライヤーズ(Edward Fyers):  セバスチャン・ダン(Sebastian Dunn)

ビリー・ウィンターグリーン (Billy Wintergreen):  ジェフリー・C・ロビンソン (Jeffrey C. Robinson)

ガーフィールド・リンズ (Garfield Lynns): アンドリュー・ダンバー (Andrew Dunbar)

ネッド・フォスター(Ned Foster):マイケル・デインジャーフィールド (Michael Daingerfield)

ジョアナ・デ・ラ・ヴェガ (Joanna De La Vega) : アニー・イロンゼ(Annie Ilonzeh)

ケルトン (Kelton) : リー・ヴィンセント(Lee Vincent)

使用された曲

World On Fire by The Royal Concept

内容

スターリング・シティで火災が起きる。駆けつける消防車。

火災現場で、消火にあたる消防士。謎の消防士が、もう1人の消防士に油をかけて、消防士が火だるまになる。

地下の秘密基地で、オリバーは、ダークアーチャー(マルコム・マリーン)にやられた傷が回復している中、リハビリトレーニングを行う。行っている最中に、戦闘で自分が負けてしまったことを後悔し、トレーニングは思うように進まない。

ディグルが、リハビリの状況を確認する。オリバーは、自分のリハビリよりも、姿を消してしまったウォルターが気になる様子であった。姿を消した原因は身の危険を察知したか、誘拐され監禁されてしまったかである。ディグルは、姿を消してから6週間が経過しており、誘拐されたのであれば誘拐犯からの連絡や身代金の要求があるはずだと考えている。今のところ、そんな要求はないので、最悪の場合死んでいるかもしれないと思っている。

オリバーもそんなことを承知の上であった。これからどうするかディグルがオリバーに質問するが、質問はウォルターのことではなく、父ロバートから託された街を汚した者の制裁である。オリバー自身は、ダーク・アーチャーに負けてしまったことから立ち直れておらず、正義のための制裁は、中断していた。

今は街を汚した者たちの制裁よりも家族のことを優先するというオリバー。

過去(リアン・ユー)。ヤオ・フェイは、捕らえたエドワードに無線で部下に飛行機をよぶように要求するが、捕らえられたのは罠であり、ビリー・ウィンターグリーン(デスストローク)と部下たちが待ち構えていた。

ヤオ・フェイが、ビリー・ウィンターグリーンと戦闘になり、オリバーはその場を逃げる。ヤオ・フェイは、エドワードたちに捕らえられてしまう。

現在。ローレルの弁護士事務所に、ランス刑事が訪れてる。ローレルに用があるのかと思いきや、同僚であるジョアンナに用であった。ランス刑事は、ジョアンナのお兄さんが火災で死んでしまったことを告げる。

オリバーは地下の秘密基地から屋敷に戻る。屋敷では、姿を消したウォルターを心配する母モイラの姿があった。

妹テアから、オリバーや父ロバートが船で遭難した後は、母モイラはずっと屋敷に閉じこもっていた。そんな屋敷に引きこもりがちだったモイラを、立ち直らせたのは、ウォルターであると聞かされる。

テレビでは、ニュースでフードの男が6週間姿を消していることを報道されていた。みんなどこかへ来消えてしまう。妹テアもウォルターの安否を心配していた。

ローレルの家に、ジョアンナが訪ねてくる。ジョアンナは兄の死に不審な点があることを、ローレルに伝える。

次の日、警察署にローレルが訪れる。ローレルは、ランス刑事にジョアンナの死について不審な点があり、詳しく調べてみてほしいと依頼する。依頼はしてみたが、とり合ってももらえなかった。

そこでローレルは、ランス刑事に送られたフードの男に連絡できる携帯電話を持ち出す。フードの男に助けを求めるため、自分の家に呼び出す。

フードの男(オリバー)は、ジョアンナの兄であるダニーの不可解な死を調べてみるとローレルに約束する。

地下の秘密基地で、オリバーは、ディグルにダニーの死を調査するように依頼する。手がかりは、自分でなく、警察に教えてるように伝える。オリバー自身が犯人に制裁を行うと思っていたディグル。

オリバーはまだダーク・アーチャー(マルコム・マリーン)にやられてことが頭の中に残っており、フードを被るのは拒んでいるようであった。

屋敷に戻ったオリバー。屋敷では、クイーン総合会社の執行部のトップが訪れており、母モイラに姿を消したウォルターの後を継ぐようにと伝えにきた。だが、モイラは後を継ぐことはしないという。会社のことよりも、家族であるウォルターのことが頭にあり、それどころではなかった。

ディグルが、オリバーを迎えに来る。ディグルは、ダニーの調査で、死んだ時に、72年型フォードがとまっており、これが犯人の車と思われるとオリバーに伝える。10分前にスタックケミカルから出火が確認され、同じ車が目撃される。ディグルはオリバーにフードを被って制裁に向かうように言う。

だがオリバーは、フードを被ることに抵抗する。ディグルは今行かないと、人が死んでしまうかもしれないと告げる。オリバーはしぶしぶ現場に向かう。

現場では、スタックケミカル内で火が燃え広がっていた。消火にあたる消防士。1人の消防士が、謎の消防士に襲われる。

オリバーが助けようとしたが間に合わず。謎の消防士と戦闘になるが、逃げられてしまう。

今の自分の弱さや無力さを痛感させられていた。オリバーは、ローレルにダニーを殺した犯人の手がかりである72年型のフォード、右の手首にホタルのタトゥーを入れていることを教えてる。ホタルのタトゥーは、第15消防隊のチームタトゥーである。

地下の秘密基地に戻ったオリバー。ディグルは、オリバーがローレルに全てを押し付けて犯人を捕まえることに対して、怒りのあらわにしていた。

ディグルは、ダーク・アーチャー(マルコム・マリーン)がオリバーから精神的な強さなどを奪っていたと分析する。それを取り戻さないかぎり、ダーク・アーチャーには勝てないという。
トミーから消防士のチャリティパーティーの出席者を確認するために消防署へ向かうが、ローレルと出会う。ローレルは、フードの男からダニーの殺した犯人の手がかりである、タトゥーから第15消防隊の中で4人が亡くなり、1人だけが例外で数年前にタワーの火災で亡くなっていたことが分かる。

その1人が、ガーフィールド・リンズ。火災で亡くなってはいるが、その火災ではタワーの建築基準の違反によりタワーが崩壊していた。

地下の秘密基地へ戻ったオリバーは、ガーフィールド・リンズはタワーの火災で死んだことになっていたが、謎の消防士と戦闘になった時にみた右手の火傷やタトゥーから、今も生存しているのではないかとにらむ。

オリバーは消防士たちのチャリティパーティーに参加するが、そこでガーフィールド・リンズ(ファイヤーフライ)が現れる。

出席者(トミーやローレルも含む)はパニックになる。フードを被っていないオリバーは、ピンチを迎える。

その時、再びフードを着て闘うことを決めたオリバーは、開催会場の地下にある秘密基地へ向かう。

フードの男となったオリバーは、リンズと戦闘になるが、リンズを説得しようとする。説得しようと試みたが、みずから自分の体に火をつける。

ディグルから大事な人がいるのは強さ源であると言われ、大事な人たち(家族やローレル・トミーなど)のために、再びオリバー自身の中で精神的な強さが戻ってきた。

オリバーは、今夜もフードを被り、街を汚した者たちを制裁すべく。夜の闇へ向かう。

「END」

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