シーズン1 第9話「新たな闇」（あらたなやみ）
英題：Year’s End
シーズン通算：第9話
登場人物（出演者）
オリバー・クイーン (Oliver Queen) : スティーヴン・アメル（Stephen Amell）
ダイナ・“ローレル”・ランス (Sam Winchester) : キャサリン・イヴリン・アニタ・キャシディ（Katherine Evelyn Anita Cassidy）
トミー・マーリン (Tommy Merlyn) : コリン・ドネル（Colin Donnell）
ジョン・ディグル (John Diggle) : デヴィッド・ラムゼイ（David Ramsey）
テア・クイーン (Thea Queen) : ウィラ・ホランド（Willa Holland）
モイラ・クイーン (Moira Queen) : スザンナ・トンプソン（Susanna Thompson）
ウォルター・スティール (Walter Steele) : コリン・サーモン（Colin Salmon）
クエンティン・ランス刑事 (Detective Quentin Lance) : ポール・ブラックソーン（Paul Blackthorne）
ヤオ・フェイ(Yao Fei) : バイロン・マン（Byron Mann）
フェリシティ・スモーク (Felicity Smoak) : エミリー・ベット・リッカーズ（Emily Bett Rickards）
エドワード・フライヤーズ（Edward Fyers）: セバスチャン・ダン(Sebastian Dunn）
ビリー・ウィンターグリーン (Billy Wintergreen): ジェフリー・C・ロビンソン (Jeffrey C. Robinson)
マルコム・マーリン (Malcolm Merlyn) : ジョン・バロウマン（John Barrowman）
ブライアン・ヌードケルド (Malcolm Merlyn) : ロバート・モロニー（Robert Moloney）
ダグ・ミラー (Doug Miller) : マーク・ガニメ（Mark Ghanimé）
使用された曲
Christmastime by Kari Kimmel
O Christmas Tree
Have Yourself A Merry Little Christmas by Schuyler Fisk
Youth Without Youth by Metric
内容
オリバーによって、失脚したアダム・ハントが、フードの男の模倣犯に殺害される。
オリバーは、ヘレナが去ってから、父ロバートから託された街を汚した者たちを次々と制裁していた。
世間はクリスマスを迎えようとしている。オリバーは、リアン・ユーで過ごしていた５年間で、クリスマスという行事など、いろんなことを忘れていった。
思い出されるリアン・ユーでの出来事。洞窟に閉じ込められたオリバー。空腹と飢えで頭が朦朧とし、スターリング・シティのことなど忘れてしまいそうである。そこにヤオ・フェイがようやく戻ってくる。
ヤオ・フェイは、エドワード・フライヤーズを獲られてくる。オリバーはエドワードの顔を見るなり、拷問された記憶が蘇り、殴ろうとする。
だが、ヤオ・フェイはエドワードなら、飛行機を所持しており、それで島から脱出できるという。
屋敷に戻ったオリバー。妹テアと会う。テアはいつもとは違う格好で、屋敷で何かあるのか気になる。母モイラとウォルターは、ディナーパーティーを開いているようだ。
オリバーは、屋敷にクリスマスの飾りをしていないことが気になる。テアになぜクリスマスの飾り付けをしないのか聞くと、オリバーの遭難と父ロバートの死があって、祝う気持ちにはなれなかったようだ。
ディナーパーティーを途中から参加したオリバー。参加者の中には、ブライアン・ヌードケルド警察本部長やマルコム・マリーンらも参加していた。
パーティーの最中、ウォルターにフェリシティから連絡が入り、応用科学部門のダグ・ミラーが次のフードの男の標的になるかもしれないと伝えられる。ブライアン警察本部長にも、連絡が入り、フードの男がアダム・ハントを弓矢で殺したと連絡が入る。
オリバーもディグルから連絡が入る。ブライアン警察本部長は、ランス刑事と合流し、ハントが殺された現場へ向かった。オリバーもそこで情報を収集していた。
オリバーは、地下の秘密基地へ向かう。ディグルと、模倣犯の相手を探そうとする。オリバーはハントははめられたのではないかと推測する。ディグルはフードの男（オリバー）にぬれぎぬを着せるために、弓矢で殺したと推測する。オリバーは、ハントで使われた弓矢は、コンパウンドボウで、矢で狙った箇所から、かなりの弓矢の達人であるという。
ハントを殺した矢がどんなものか分かれば、犯人にたどり着くと考えてたオリバーは、ランス刑事に携帯電話を送り、犯人は自分（フードの男）ではなく、模倣犯の逮捕に協力してほしいと依頼する。
クイーン総合会社では、ウォルターは、ダグ・ミラーを呼び。アダム・ハントがフードの男に殺され、次に標的になるのはダグであることを伝える。
オリバーとテアは、レストランで、クリスマスのことについて話す。そこでオリバーはクリスマスパーティーを開くことを考えているようであった。
屋敷に戻ると、ウォルターや母モイラ、妹テアの前でクリスマスパーティーを開催することを提案する。
オリバーの家族は、了承する。手配はオリバーが行う。
リアン・ユーでの思い出。エドワード、オリバー、ヤオ・フェイは、森の中を歩く。
エドワードから、リアン・ユーが刑務所であることを知る。８年前、中国の軍部は、リアン・ユーに凶悪犯を収監していた。その後、リアン・ユーでの収監制度は廃止され、傭兵であるエドワードが派遣される。派遣された理由は、凶悪犯を抹殺するため。ただし２人を除いて、その１人がヤオ・フェイであるという。そしてもう１人が、ビリー・ウィンターグリーン（デスストローク）。
現在。マルコムは、母モイラと秘密裏に会っていた。マルコムは、ウォルターが、知ってはならない秘密（リスト）を知ってしまい、何とかしなければならないという。母モイラは、自分からウォルターに話すというが、マルコムはもう遅すぎるため、同志任せるべき時が来たと話す。
その後、フードの男が制裁したはずのネルソン・ラビッチが、模倣犯に殺される。本部長は、模倣犯の犯行ではなく、フードの男の犯行としてマスコミに発表するという。模倣犯の犯行を無視するのはランス刑事にとって納得出来ないものであった。ランス刑事は、命令には従えないという。
本部長は、ランス刑事を、模倣犯の連続殺人事件の担当から外すと告げる。担当から外された後、ランス刑事は、フードの男に協力することを誓う。
地下の秘密基地では、オリバーがランス刑事からの模倣犯の矢を調べていた。矢尻は、樹脂加工したチタン製で、柄の部分は特殊なポリマーで通常使われる炭素繊維より頑丈である。特注の矢であることが分かる。
オリバーは、さらに模倣犯の矢の詳細を知り、犯人を見つけるために、クイーン総合会社のIT部門のフェリシティを訪ねる。
フェリシティによると、柄の部分は特許品で、サジタリウスという会社のもの。サジタリウスの記録から、まとめ買いされたもの。矢は、2000セットで一括発送されたものの１つ。発送された場所がわかり、オリバーはその場所へ向かう。
矢が保管されている場所に向かったオリバーだが、それは模倣犯の罠であった。その場から逃げ出そうとする。その瞬間、爆発が起こる。
屋敷に戻ったオリバーは、自ら開催されたクリスマスパーティーに参加する。
参加中に、ディグルからテレビで模倣犯が人質をとって、フードの男を差し出すようにと要求しているとニュースで報道されていることを知る。
リアン・ユーでの思い出。ヤオ・フェイは、エドワードに無線機で部下に飛行機を呼ぶように伝える。
だが、エドワードがヤオ・フェイに捕まったのは、罠だった。ビリー・ウィンターグリーン（デスストローク）が現れ、ヤオ・フェイと戦闘になる。
オリバーは、その場を逃げる。ヤオ・フェイは、エドワードやビリー・ウィンターグリーンたちによって捕らえられてしまう。
現在。オリバーは、模倣犯が人質をとってたてこもっている場所に向かう。
そこで、オリバーは模倣犯と戦闘になる。勝利するかと思っていたが、模倣犯の力は強い。なんとか模倣犯にダメージを与えることに成功し、かろうじてその場から逃げ出すが、オリバーは負傷してしまう。
ディグルが救出に向かい、病院へ搬送される。病院には、ウォルターや母モイラ・妹テアが駆けつける。お見舞いの後に、ウォルターが、マルコムの部下によって連れ去られてしまう。
オリバーもダメージを受けたが、模倣犯もダメージ受けていた。その模倣犯は、実はマルコム・マリーンであった。（ダーク・アーチャー）
オリバーは、父ロバートから託された街を汚した者のリストは、父自らが書いたと思っていたが、そうではないと思い始めていた。裏には、ダーク・アーチャーよりも、もっと巨悪な存在がいると。
「END」
コメント