シーズン1 第4話「交錯する想い」(こうさするおもい)
英題:An Innocent Man
シーズン通算:第4話
登場人物(出演者)
オリバー・クイーン (Oliver Queen) : スティーヴン・アメル(Stephen Amell)
ダイナ・“ローレル”・ランス (Sam Winchester) : キャサリン・イヴリン・アニタ・キャシディ(Katherine Evelyn Anita Cassidy)
トミー・マーリン (Tommy Merlyn) : コリン・ドネル(Colin Donnell)
ジョン・ディグル (John Diggle) : デヴィッド・ラムゼイ(David Ramsey)
テア・クイーン (Thea Queen) : ウィラ・ホランド(Willa Holland)
モイラ・クイーン (Moira Queen) : スザンナ・トンプソン(Susanna Thompson)
クエンティン・ランス刑事 (Detective Quentin Lance) : ポール・ブラックソーン(Paul Blackthorne)
ウォルター・スティール (Walter Steele) : コリン・サーモン(Colin Salmon)
ヤオ・フェイ(Yao Fei) : バイロン・マン(Byron Mann)
フェリシティ・スモーク (Felicity Smoak) : エミリー・ベット・リッカーズ(Emily Bett Rickards)
ピーター・デクラン(Peter Declan) : ラン・エドワーズ(Lane Edwards)
マッド・イズトゥック(Matt Istook) : カービー・モロウ(Kirby Morrow)
ロブ・スコット(Rob Scott) : ウィリアム・C・ヴォーン(William C. Vaughan)
使用された曲
Sparkly by Young Magic
内容
デッドショットであるフロイド・ロートンを倒したオリバーだったが、銃声を聞きつけて助けにきたディグルに、クラーレの塗られた銃弾があたってしまう。
オリバーは、ディグルを助けるために、正体を明かす覚悟で、地下の秘密基地へ運ぶ。リエン・ユーから持ち帰った薬草を、ディグルに飲ませる。
意識が戻ったディグルは、オリバーの正体に驚愕する。オリバーが、近頃スターリング・シティに現れた正義のフード男であることに。
正義のためとはいえ、これまでに多くの人を殺してきたことに対して、ディグルは怒っていた。
だが、オリバーの信念はあつかった。自分のために犠牲になった父ロバートが、街を救えと、使命を託したことが大きな要因となっているのだろう。スターリング・シティは今、死にかけていると、ディグルをなだめる。街を汚している者たちは、他者をなんとも思わずに犠牲できる、それを正す必要がある。
オリバーの言葉には、ほとんど耳をかそうとしない。そんなディグルに、1人では街を救うのは難しいため、協力を依頼するが、断られる。
ディグルには、今のオリバーは、単なる人殺しで、正義のために戦う兵士ではないと言い放つ。
秘密基地から、ディグルが去り、屋敷に戻るオリバー。
すると、そこには、ローレルが来ていた。デッドショットであるフロイド・ロートンが、ビルを襲撃して以来、姿を消したオリバーを問い詰めるローレル。
ローレルの妹サラのことがあり、心配してはいないだろうと思っていたオリバーだが、ローレル自身はそうではなかった。
この時のオリバーは、実は正義のためにフードを被り、ロートンを倒して、、、なんてとても言えない。この人知れず街を救っていることは、隠さなければならなかった。たとえ、それが家族に心配をかけても、無責任と呼ばれようが。
リエン・ユーでのことが、思い出される。島で、謎のフード男に捕まり、このさきどうなっていくのか不安になっているオリバーの心の支えは、恋人であるローレルの写真であった。
どんな状況でも、この写真だけは手放すことができなかった。
そんなことを思い出すと、夜中に目が覚めてしまう。妹テアも眠れないようで、テレビでは、ピーター・デクラン(Peter Declan)という男性の死刑執行ニュースが流れていた。
デクランは、自分の奥さんを殺害した容疑がかけられている。
妹テアとは、オリバーがなぜ眠れないのか聞く。原因は、もちろんローレルとその家族のことにある。
オリバーは、以前の自分とは違う。テアはそれをローレルに、見せた方が良いという。だが、それはオリバーの本当の正体を明かすことであり、ローレルがどう反応するのか、不安という気持ちがあったのだろうと思う。
朝になり、部屋から出てきたオリバー。テレビでは、昨夜に引き続き、ピーター・デクランのニュースが報道されている。
デクランは、ジェーソン・ブローダー(Jason Brodeur)の元で働いていると伝えられている。オリバーは、このブローダーに心当たりがあるようだ。
リビングでは、オリバーが正体を明かしたディグルの姿がなく、母モイラと知らぬ男性がいた。ディグルは、自分からボディー・ガードを辞めるといい、クイーン家を去っていた。
モイラの一緒にいた、ディグルの代わりの新しいボディー・ガード、ロブ・スコット(Rob Scott)が、これからオリバーと付き添うことになる。ロブは、元SWAT隊員である。
オリバーは、街へ向かい、秘密基地で、ピーター・デクランのことについて調べる。
デクランは、アリバイがなく、証拠も不利で、裁判で有罪となり、死刑を宣告されていた。だが、デクランは、ジェーソン・ブローダーの元で働いており、ブローダーの名前は、父ロバートが託してくれた、街を汚した者の記したリストに載っていた。
案の定、ブローダーがデクランの妻の殺害を依頼していた。無実のデクランが処刑されようとしているため、オリバーはフードを被り、弁護士であるローレルの元へ向かう。
ローレルに、デクランの無実を告げる。デクランの妻は、ブローダーを内部告発しようとしたが、ブローダーに殺害されたという。
翌日、ローレルは、デクランの元へ。無実の証拠を集めるローレルだが、今の証拠は不利なものばかりだったが、デクランは真実を話す。妻はブローダーが、有害物質を不法投棄していることを知っており、ブローダーへの内部告発のことで喧嘩になりはしたけれども、翌日になってみると、妻が死んでいたという。
ローレルは、父であるランス刑事の元でも証拠を集める。デクランの妻は、上司に内部告発しようとしたが、上司マッド・イズトゥック(Matt Istook)はそんな話は知らないといっている模様。これはおかしいと睨む。
オリバーの正体を知り、ボディー・ガードを辞めたディグルの元に、オリバーが現れる。
正義のために協力してくれないかというオファーを受けてくれるように、説得する。ディグルに父ロバートの真相や、ディグルの弟を撃ったのがフロイド・ロートンであることを伝える。
警察や法廷も、スターリング・シティを汚した者を裁くことはできないので、街に住んでいるオリバーの家族や、ディグル自身の家族を救うために、再度協力をあおる。このディグルは、この申し出に、ゆらぎが生じているようだ。
デクランの証拠集めが難航する中、オリバーはローレルから、ブローダーの元で働いているマッド・イズトゥックが証拠を握っていることを知る。
オリバーが尋問すると、ブローダーに金渡され、内部告発のことをだまっておくように言われたことを自白する。
オリバーは、ローレルにブローダーの不正証拠ファイルを渡す。父であるランス刑事から、フードの男には手を貸すなと言われるが、法廷にローレルは、フードの男からもらった不正証拠ファイルを提出する。ファイルは提出したが、無効であると告げられる。
ローレルが証拠を集めて、ブローダーを追い詰めようとする。ブローダーは、ローレルを妨害するために、デクランのいる刑務所で、殺害を予定する。
デクランの死刑執行が迫っているが、不正証拠ファイルは無効だったため、オリバーは、ローレルに言われたブローダーの自白をとりに向かう。
ディグルは、オリバーに言われた言葉で、これまで協力しないと言っていたが、ゆらぎが生じ、義理の妹の説得もあり、協力する方向へ。
ブローダーの元へ向かったオリバーは、自白するように警告するが、デクランとローレルのいる刑務所で、デクランの死刑が早まることを知り、刑務所へ向かう。
刑務所では、囚人が脱走する。凶悪な囚人が、ローレルを襲おうとするが、フードではなく、覆面の男(オリバー)が、助ける。ランス刑事も事件後かけつける。
デクランも助かり、ブローダーのボディー・ガードが自白し、ブローダーが逮捕。死刑執行はなくなり、釈放。再審が開始。
ランス刑事は、ローレルから刑務所でフードの男が別の格好で現れたことを知り、以前フードの男が現れ、フロイド・ロートンが襲撃したビルに設置されたカメラから、怪しい男を探す。
すると、そこにはフードのようなものを入れたバッグを持っているオリバーの姿がうつっていた。
一方、母モイラは、リストのメンバーであるマルコム・マリーンに呼ばれる。マルコムは、フードの男が街を汚している富豪などを狙っていることを警戒していた。また、リストのメンバーが狙われていると告げる。
オリバーは、屋敷に戻る。そこには、辞めたはずのディグルがおり、街を正すための活動に協力することを誓う。
その時、ランス刑事が屋敷に押し入り、オリバーに手錠をかけて逮捕されてしまう。
「END」
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