ARROW / アローシーズン1 第2話「父への誓い」

ARROW / アロー

シーズン1 第2話「父への誓い」(ちちへのちかい)

英題:Honor Thy Father

シーズン通算:第2話

登場人物(出演者)

オリバー・クイーン (Oliver Queen) : スティーヴン・アメル(Stephen Amell)

ロバート・クイーン (Robert Queen) : ジェイミー・シェリダン(Jamey Sheridan)

ダイナ・“ローレル”・ランス (Sam Winchester) : キャサリン・イヴリン・アニタ・キャシディ(Katherine Evelyn Anita Cassidy)

トミー・マーリン (Tommy Merlyn) : コリン・ドネル(Colin Donnell)

ジョン・ディグル (John Diggle) : デヴィッド・ラムゼイ(David Ramsey)

テア・クイーン (Thea Queen) : ウィラ・ホランド(Willa Holland)

モイラ・クイーン (Moira Queen) : スザンナ・トンプソン(Susanna Thompson)

クエンティン・ランス刑事 (Detective Quentin Lance) : ポール・ブラックソーン(Paul Blackthorne)

ウォルター・スティール (Walter Steele) : コリン・サーモン(Colin Salmon)

マルコム・マーリン (Malcolm Merlyn) : ジョン・バロウマン(John Barrowman)

チャイナ・ホワイト (China White) : ケリー・アン・ヒュー(Kelly Ann Hu)

マーティン・サマーズ (Martin Somers) : タイ・オルソン(Ty Olsson)

使用された曲

Candy Machine Gun by Haley Bonar

Ophelia On My Mind by Alberta Cross

内容

オリバーは、今夜も自分を助けるために死んだ父ロバートとの誓いを守るために、5年間リエン・ユーで鍛えられた体を使い、汚れている街を正す。

今夜のターゲットは、マーカス・レドモンド(Marcus Redmond)。レドモンドは、ハルシオン年金口座から3000万ドルを引き落としており、年金で暮らす人々を困らせていた。オリバーは、年金で暮らす人々に、お金を返すように要求し、翌日人々にお金が戻ったとニュースで報道される。

今日は、法定で、判事にオリバー自身の生存の申告。法定に出るのは、初めてではないようで、以前のオリバーは、何回か悪いことをしているようだ。

法定では、5年前の出来事を判事の前で語る。オリバーの頭の中では、クイーンズガンビット号での遭難、オリバーを助けるために死んだ父、リエン・ユー、5年間の間の様々な記憶が蘇ってくる。父への誓いが、オリバーがリエン・ユーで生き延びてこられた秘密であることがわかる。

辛い5年間を判事の前で語り、生存の申告が済んだ後に、もう1つの島で生き延びられた理由となっていたローレルと、法定で出会う。

いぜんとして、ローレルは、オリバーのことを恨んでおり、オリバーは自ら、ローレルには近づかないと約束していた。ここで出会った時のオリバーは、複雑な気持ちであったことだろう。

法定から出ると、報道陣が待ち構えていたが、生還したオリバーではなく、マーティン・サマーズに報道陣が集まっていた。サマーズは、弁護士のローレルと争っているようである。

マーティン・サマーズは、賄賂を受けとり、中国の秘密結社トライアドの麻薬密輸を見逃していた。ローレルが弁護している原告側のエミリー・ノセンティ(Emily Nocenti)の父である、ビクター・ノセンティ(Victor Nocenti)は、上司であるサマーズが、麻薬密輸を見逃していたことを知っており、警察にこのことを話すと脅していた。サマーズは、ビクターの殺害を指示したとされている。

サマーズは、ローレルのターゲットであるが、オリバーのターゲットでもある。死んだ父から譲り受けた、スターリング・シティを汚した者たちのリストに記されている。

オリバーは、サマーズに制裁を加える。オリバーは、サマーズにビクター・ノセンティの殺害を法定で認めるように要求する。

サマーズを制作するために、法定から姿を消したオリバー。姿を消したオリバーを心配する母モイラは、ボディーガードのディグルを責める。この時のモイラは、自ら誘拐を指示してはいるが、自分以外のだれかに誘拐されているのかではないかと、不安な気持ちだったことだろう。息子は、5年間死んだと思われており、また失ってしまうかもしれない悲しさを思うのは、母として当然のこと。

オリバーは母の気持ちを察したのか、ボディーガードと一緒にいることを承諾する。ディグルに謝るが、次に自分の前から逃げる・姿を消すことがあれば、自分から辞めるという。ボディーガードとしての意味がないと、ディグルは考えているようだ。

屋敷でテアと会うが、5年前の妹とは違っており、遊び呆けているようで、オリバーは、父ロバートが今のテアを見たらどう思うのか伝える。自分を救い死んでいった父に対して失礼・がっかりするだろうという気持ちがあったと思う。

翌日、ランス刑事がサマーズのところに訪れる。サマーズは、昨夜フードの男に襲われていたが、何もなかったとランス刑事に伝える。しかし、ランス刑事は、フードの男に襲われているとドッグの従業員からの通報があったとサマーズに伝えるが、嘘をつく。嘘をついたが、ランス刑事の部下が、フードの男がいた証拠を握っていた。

フードの男を捕まえたいランス刑事は、証拠を突きつける。サマーズは、ランス刑事の娘ローレルが、法定でサマーズ自身と争っていることが原因だというが、ランス刑事は私情をはさまない。

サマーズは、ランス刑事がなぜ自分を守るのか、不思議そうであった。

一方オリバーは、昔父ロバートに連れられてきた「クイーン総合会社」に訪れる。いぜん来たときよりも、近代的なビルになっていた。

父ロバートが亡き後、CEOになったウォルター・スティールは、クイーン産業の業績を伸ばしている。クイーン産業は、最先端の分野(バイオテクノロジー・クリーンエネルギーなど)にも着手しているようだ。

母モイラとウォルターは、今後クイーン産業のCEOに、息子であるオリバーを推薦する。だが、断る。クイーン産業を引き継いでしまうと、父ロバートから託された誓いをまっとうすることができない状況となることはわかっているようであった。たとえそれが、無責任だとしても、オリバーは引き継ぐわけにはいかなかった。

クイーン総合会社を出ると報道陣が待ち構えている。スターリング・シティの大富豪である父ロバートの息子であるオリバーがどのような行動をとるのか期待されている。

皆が期待している良き息子である理想のオリバーとは裏腹に、オリバーは父との誓いを皆に隠し、街を汚した者に裁き、街を正すことが優先。そんな理想や期待を皆に捨ててもらわなければ、街を汚した者に裁き、街を正すことはできないとオリバーは考えている。スターリング・シティに帰ってきたのはよいが、帰ってきてみると、故郷は戦場となっているようだ。

ローレルは、原告側のエミリー・ノセンティに対して、サマーズは危険な人物であることを告げる。だが、エミリーは死んだ父のことが悔やみきれないため、どうしても裁判では諦めないと強い気持ちをあらわにする。

ランス刑事は、サマーズがフードの男に襲われたことで、次はローレル、エミリーにも危険が及ぶと考え、警察の護衛をつけることにする。

サマーズは、中国の秘密結社トライアドのチャイナ・ホワイトに、ローレルを殺すように指示。その夜、ローレルの元にオリバーが訪れる。5年ぶりに再会する家族などに、距離を置いていると思われているオリバーは、反省し、一番距離を置いているローレルに会いに来たのだった。

会いに来た時に、オリバーとローレルは、チャイナ・ホワイトとその一味に襲撃される。オリバーの本当の正体を見せて戦いたかったが、ローレルの前では、見せれない。なんとかボディーガードとしてついていたディグルが救助に向かう。チャイナ・ホワイトは女性だが、かなり強く苦戦する、ディグルだったが、オリバーが投げた調理ナイフが当たり、なんとか助かる。

あとでわかることだが、調理ナイフを真っ直ぐに投げるのは、軍人などのプロでも難しい。オリバーは、まぐれだというが、ディグルは、オリバーの正体(5年間の間に何があったのか)、薄っすらと気がつきはじめていた。

恋人であったローレルを襲われたことで、オリバーはサマーズに対して、最後の裁きを下すことにする。

最後の裁きに向かったオリバー。ローレルの暗殺に失敗したことで、トライアドは、密輸の証拠を消しにかかると自分も消されると考え、逃げる準備をするサマーズ。

サマーズを捕らえたオリバーは、ビクター・ノセンティの殺害を指示したことを自供させることに成功。しかし、チャイナ・ホワイトが現れ、戦闘になる。戦闘から、かなりの武術の達人であることがわかる。倒すことはできなかった。また現れると予感させる。

ラストでは、オリバーの秘密。ロバートの墓標で、父の誓いを守るための苦悩を打ち明ける。 スターリング・シティに帰ってきてみると、オリバーと考えていたものとは違う現実が待っていた。

テアやローレルのこと。そして母モイラの謎の行動。母モイラに現れる謎の実業家マルコム・マーリン。母やマルコムはどんな秘密を握っているのか。

「END」

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