シーズン1 第16話「暗殺依頼」(あんさついらい)
英題:Dead to Rights
シーズン通算:第16話
登場人物(出演者)
オリバー・クイーン (Oliver Queen) : スティーヴン・アメル(Stephen Amell)
ダイナ・“ローレル”・ランス (Sam Winchester) : キャサリン・イヴリン・アニタ・キャシディ(Katherine Evelyn Anita Cassidy)
ジョン・ディグル (John Diggle) : デヴィッド・ラムゼイ(David Ramsey)
テア・クイーン (Thea Queen) : ウィラ・ホランド(Willa Holland)
モイラ・クイーン (Moira Queen) : スザンナ・トンプソン(Susanna Thompson)
クエンティン・ランス刑事 (Detective Quentin Lance) : ポール・ブラックソーン(Paul Blackthorne)
ヤオ・フェイ(Yao Fei) : バイロン・マン(Byron Mann)
フェリシティ・スモーク (Felicity Smoak) : エミリー・ベット・リッカーズ(Emily Bett Rickards)
スレイド・ウィルソン(Slade Wilson): マヌー・ベネット(Manu Bennett)
マッケナ・ホール(McKenna Hall): ジャニナ・ガヴァンカー(Janina Gavankar)
フランク・チェン(Frank Chen): チン・ハン(Chin Han)
チャイナ・ホワイト(China White): ケリー・ヒュー (Kelly Hu)
フロイド・ロートン/デッドショット(Floyd Lawton/Deadshot): マイケル・ローウィ (Michael Rowe)
ギレルモ・バレラ(Guillermo Barrera): ジョージ・チョートフ (George Tchortov)
エドワード・フライヤーズ(Edward Fyers): セバスチャン・ダン(Sebastian Dunn)
マルコム・マーリン (Malcolm Merlyn) : ジョン・バロウマン(John Barrowman)
ダイナ・ランス(Dinah Lance) : アレックス・キングストン(Alex Kingston)
使用された曲
Where The Kids Are by Blondfire
Late Night by Foals
内容
1台のヘリコプターが、スターリングシティのヘリポートに降り立つ。
ヘリにはナイフの使い手であり殺し屋のギレルモ・バレラがいた。フードを被り、バレラを制裁するオリバー。
地下の秘密基地では、ディグルとフェリシティが、トレーニングを行っていた。フェリシティに、護身術を教える。
その時、オリバーが秘密基地に戻ってくる。オリバーは、フェリシティにバレラの携帯から標的であった者を探してほしいと依頼する。今回の殺しはまだ終わっておらず、標的が誰か突き止めて、それを阻止したいと考えるオリバー。
ギレルモ・バレラは、父から託された町を汚した者たちのリストに載っていた。
オリバーは、親友であるトミー・マリーンの誕生日パーティーに参加するため、ローレルの家に招待される。マッケナも一緒に連れて行く。
ローレルの家では、トミーとローレルが出迎えてくれた。乾杯し終わった時に、家のドアをノックする音が聞こえる。ローレルは、注文していた料理かと思っていた。オリバーとトミーはローレルの作る料理がどんなものか知っているようで、ホッとしている。
家のドアを開けると、トミーの父であるマルコムが立っていた。ローレルがマルコムを家に入れる。マルコムはトミーの誕生日を祝いにきたらしい。
だが、マルコムは、スターリングシティから人道的活動賞を授与されるため、トミーも授賞式に来てほしいと要望する。トミーはマルコムから勘当されたため、授与パーティーには参加しないという。
ブラッドヘイブン・アパートに男性が入る。アパートに入り、男性はお酒を飲もうとすると、チャイナ・ホワイトが現れる。チャイナ・ホワイトはその男に、大物実業家の暗殺を依頼する。その男とは、死んだはずのデッドショット(フロイド・ロートン)であった。
フロイド・ロートンは殺しからは足を洗ったという。昔とは違い、右目の視力がなくなっていた。チャイナ・ホワイトは、ロートンに視力が回復できるスコープを渡す。
マルコムのもとを訪れたモイラ。母モイラは、マルコムを人道的活動の授賞式で暗殺するという。マルコムは、もうじき「事業」が成功するという。
地下の秘密基地では、オリバーが、バレラから奪った携帯をフェリシティに解析させている。携帯はかなり複雑に暗号化されている。だが、フェリシティがようやく携帯からチャイナタウンにあるレストラン「ジェイドドラゴン」であることがわかる。ディグルにより、そこはチャイニーズマフィアの隠れ蓑であるという。
チャイナタウンにあるレストラン「ジェイドドラゴン」に訪れたオリバーとトミー。オリバーは誕生日を祝うためにレストランの予約を2名にした。レストランで会話していると、マフィアの1人が訪れ、厨房の裏へと向かう。
オリバーは、その様子を確認し、マフィアからトライアドの狙いを探る。すると、トライアドとは無関係だが、明日何かが起こるという。
警察署にいるランス刑事に、オリバーはトライアドが殺し屋を依頼したと話す。警察にも協力してほしいという。
その頃、トライアドのチャイナ・ホワイトとフロイド・ロートンらは、マルコムを暗殺する計画を着々と進めていた。
ローレルの家でトミーは、父マルコムから断っていた授賞式に出席する準備をする。
授賞式では、暗殺の計画を知っているモイラやフランク・チェンが出席。
オリバーは、マッケナとクイーン産業の跡地で、食事を楽しむ。その跡地の下にある秘密基地では、フェリシティが携帯の暗号に解読成功する。フェリシティとディグルは、携帯の中身を確認し驚愕する。
ディグルは、クイーン産業の跡地にいるオリバーを呼びに行く。ディグルはオリバーに殺し屋の標的は、トミーの父であるマルコム・マリーンだと知らされる。
それを知ったオリバーは授賞式へ向かう。向かう途中で、ランス刑事に標的がマルコムであることを教え、警察官を動員するように要求する。
授賞式でマルコムのスピーチが終わると、チャイナ・ホワイトが警報器をならす。参加者が入り口に誘導されるが、警備員がトライアドの部下に倒される。
その様子を察知したマルコムは、息子トミーを探しに行く。授賞式が行われているビルの隣のビルでは、ロートンが暗殺の準備をしていたが、計画とは違いマルコムが外に出てこない。
ロートンがチャイナ・ホワイトに、別の場所から狙撃するため、マルコムを屋上のペントハウスに移動させるように告げる。
マルコムは、トミーと一緒に逃げる。逃げるマルコムを殺すために、トライアドの部下たちが狙う。その時、フードを被ったオリバーがマルコムとトミーを助ける。
シェルターになっているペントハウスへ移動するマルコムとトミー。
オリバーは、トライアドの部下たちを倒すが、その時チャイナ・ホワイトが目の前に現れる。その後、戦闘となる。
マルコムとトミーは逃げる際に、部下たちに襲われるが、マルコムが本来持っている力を出し、部下たちを殺す。トミーはその姿に驚く。
ペントハウス内に入ったマルコムとトミー。マルコムはハウス内にロックをかける。
そのハウス内にあるダーク・アーチャーのコスチュームに着替えようとするが、ロートンが隣のビルから狙撃する。銃弾がマルコムに当たり、倒れるマルコム。
オリバーは、チャイナ・ホワイトをあと一歩で倒せるところで、駆けつけてきたマッケナに、銃を向けられる。隙をついて、その場を逃げるオリバー。
倒れるマルコムをトミーは助けようとする。マルコムは防弾チョッキを着ていたが、意識を失ってしまう。その時、フードを被ったオリバーがペントハウス内に入る。トミーはフードを被ったオリバーに銃を向ける。オリバーはその場に落ちていた銃弾を見て、猛毒であるクラーレが塗られていることに気が付く。
トミーに、猛毒のクラーレが塗られており、体内の毒の濃度を下げるために輸血しないとマルコムは死んでしまうという。しかし、フードの男であるオリバーの話を聞こうとしないトミー。
オリバーは、とっさの判断で、トミーにフードの男が自分であることを明かす。驚くトミー。
オリバーの助けで、輸血を行うトミー。すると、マルコムが意識を取り戻す。意識を取り戻すとそこにはオリバーの姿はなかった。マルコムは、すぐさま病院に搬送される。
トミーはフードの男や殺されかけた理由などを警察から事情聴取される。フードの男の正体については、明かさなかった。
地下の秘密基地に戻ってきたオリバー。オリバーはディグルにマルコムが死にかけた原因は、猛毒のクラーレの銃弾であることを話す。
ディグルは、フロイド・ロートンが生きていることを知る。言葉もなく、その場を去る。
フェリシティはその様子からディグルを心配する。オリバーはフェリシティに、ロートンがディグルの弟を殺したと話す。
その後、オリバーは病院に駆けつける。そこにはマッケナがいた。
病院の病室では、トミーがベットで安静にしているマルコムを見守る。マルコムは意識を取り戻す。
トミーはマルコムに、フードの男が助けてくれたと話す。
会話していると、モイラがお見舞いに来る。トミーは席を外し、マルコムはモイラに仲間に裏切り者がいると話し、その裏切り者を見つけるように依頼する。暗殺を依頼したのがモイラだとは知らずに。
病室を出たトミーの前にオリバーが現れる。トミーは、自分がフードの男であるといつか明かすつもりだったのかとオリバーに質問する。その答えは、いいえ。
トミーはその返答を聞き、何も言わずにその場を去る。
ローレルは、トミーからの連絡で、病院へ行くところであった。家のドアを開けると、そこには母がいた。母はローレルに、死んだはずの妹サラが生きているかもしれないと話す。
「END」
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