ウォーキング・デッドシーズン1 第4話「弱肉強食」

ウォーキング・デッド

シーズン1 第4話「弱肉強食」(じゃくにくきょうしょく)

英題:Vatos

シーズン通算:第4話

登場人物(出演者)

リック・グライムズ(Rick Grimes):アンドリュー・リンカーン(Andrew Lincoln)

シェーン・ウォルシュ(Shane Walsh):ジョン・バーンサル(Jonathan E. “Jon” Bernthal)

ローリ・グライムズ(Lori Grimes):サラ・ウェイン・キャリーズ(Sarah Wayne Callies)

カール・グライムズ(Carl Grimes):チャンドラー・リッグス(Chandler Riggs)

アンドレア(Andrea):ローリー・ホールデン(Laurie Holden)

ジェフリー・デマン(Jeffrey DeMunn):デール・ホルヴァート(Dale Horvath)

グレン・リー(Glenn Rhee) : スティーヴン・ユァン(Steven Yeun)

ダリル・ディクソン(Daryl Dixon) :  ノーマン・リーダス(Norman Reedus)

エイミー(Amy) :  エマ・ベル(Emma Bell)

モラレス(Morales) : フアン・ガブリエル・パレハ(Juan Gabriel Pareja)

ジム(Jim) : アンドリュー・ローゼンバーグ(Andrew Rothenberg)

フェリペ(Felipe):ノエル・グーリーエミー(Noel Gugliemi)

ギレルモ(Guillermo):ニール・ブラウン・ジュニア(Neil Brown Jr.)

使用された曲

使用された曲はないです。

内容

ウォーカーに侵食された世界では、生存者たちの食事も苦労する。

スーパーマーケットやコンビニエンスストアがあるわけではない、食料も自ら調達しなければ、ならない。

アトランタの外で野営する生存者グループのアンドレアと妹エイミーは、父から教わった釣りを試すため、湖で釣りをする。パパと過ごした記憶が思い出される。今はどこにいるのか。

また家族みんなで平和に過ごせる時代が来るのか、そんな淡い期待をエイミーは持っているのだろうか。

デールは、いつものようにキャンピングカーの上で見張りをしていると、ジムが朝から地面を掘り続けている。休むことなく掘り続けて、もう数時間が経過する。デールは彼の行動に奇妙な違和感を感じる。

アトランタへ、デパートの屋上に手錠で繋いだメルルを助けるために向かった。メルルの弟ダリル、リック、グレン、Tドック。

屋上へ着くと、そこには手錠と、無残にも切断されてメルルの手があった。周辺を見渡すと、切断したにしては、地面にたれた血の量が少なく生存している可能性がある。

生存していることを信じて、ビルの中を探すダリルたちだった。

アトランタ外の野営地では、数時間に渡り、地面に穴を掘り続けているジムのことを心配して、デールが、食料などを持って、ジムのところへ向かう。デールはジムに休憩するように説得するが耳を貸そうしない。デールはジムの異常な行動をみんなに知らせに向かう。

メルルを探す、ダリルたちは、切断した腕の出血を止めるために、ビルの中のコンロで、自分の腕を焼いてた。通常であれば、出血多量で死んでしまうが、メルルは強靭な精神力であることがわかる。

兄貴は近くにいるかと、探すダリル。ドアの窓ガラスがわられており、どうやら外に脱出したようだ。出血を止めたとはいえ、切断した手をかばって、ウォーカーたちが徘徊する路上に出たら、メルルといえど、生存するのは難しいだろう。ダリルはメルルは必ず生きているというが、リックたちは、安否が心配だった。

一方その頃、野営地でも、地面に穴を掘り続けていたジムのことを心配したデールやシェーンたちが、ジムのところに向かう。休憩の説得にも応じることはなく、誰にも迷惑はかけていないというが、行動がおかしいのは誰の目からもあきらかだったため、皆が気味悪がっていた。

仕方なく、シェーンが、力尽く取り押さえる。

アトランタのデパートで、メルルを探していたリックとダリルたちは、メルルを捜査するためには、リックが保安官事務所から持ってきた大量が銃がないと、路上のウォーカーを倒しながら、捜査できない。
以前アトランタに来た時に落とした銃が入ったバックをグレンの作戦で、取りに行くことにする。

Tドックとリック、グレンとダリル。二組にわかれ、グレンが、リックの落としたバックを取り、ダリルのところへ戻る。

そこ頃、ダリルの前になぞの青年が現れる。ダリルは青年を脅すが、「助けて」と叫ぶ。ウォーカーたちが青年の声に反応し迫ってくる。ダリルは、おとなしくするように警告するが、突如路上から車が現れて、謎の男たちが出てくる。ダリルは、その男たちに襲撃される。

ようやく戻ってきたグレンが、襲撃されているダリルを見ると、男たちがグレンに気が付き、誘拐する。

車が立ち去り、ようやくTドックとリックが、路上に横たわるダリルの元へ駆けつける。

アトランタ外の野営地では、シェーンが取り押さえた異常な行動をとっていたジムを、安静になるまで、縛り付けにする。一番気味悪がっていた、リックの妻ローリも、冷静になりつつあるジムをみて安心するが、ジムが、「息子のリックのそばにいろ」と警告する。

アトランタで、襲撃されていたダリルと一緒にいた青年を捕らえた。どうやら、青年はダリルを襲撃した奴らの仲間で、グレンを誘拐した男たちのところへ案内するようにとリックたちがいう。

青年は、ダリルを襲った男たちのリーダーでギレルモと呼ばれる男のところへ案内する。倉庫のような建物で、中からリーダーらしき男が出てくるどうやらこの男がギレルモである。

ギレルモは、リックの銃が大量入ったバッグがほしいという。リックはグレンをかえしてくれるように説得するが、ギレルモは銃とグレンを交換を条件にする。だが、銃はウォーカーたちに対抗できる武器で、とても貴重だ。リックはグレンを助けたが、他のメンバーはグレンは交換するだけの価値があるのかと問いただすが、既にリックの心は決まっていたようだ。

再度、ギレルモのところを訪れる。リックは銃を渡せないという、ギレルモもグレンを返すつもりはないようで、お互い牽制しあっている。

その時、ギレルモがいた倉庫の中から老人が出てくる。老人は、薬が必要だという。今の状況がわかっていない老人は、リックが保安官であることを確認し、信頼していい人間だと思われて、倉庫の奥に案内される。中には、看護を必要する老人がいる施設があった。

ギレルモは、この施設を守るために、銃が必要だったようだ。ウォーカーがいない別の場所へ移動しようと考えてはいたが、老人を長旅には連れていけない。リックはそのことを知り、バッグに入っていた銃を半分くらい渡した。

リックは、この先どれだけ生きれるかわからない老人だが、見捨てるわけにはいかないと考えていたことだろう。それでギレルモが、これからも老人たちを守ってくれると信頼して、銃を渡した。

銃を渡したリックは、ダリルたちと、施設を出る。グレンも、リックを信頼してか、返してくれて一路、アトランタ外の野営地に戻る。

野営地では、グループのメンバーであるアンドレアとエイミーが釣った魚を調理して皆で楽しく食事をしていた。久しぶりのまともな食料と、ウォーカーに侵食されている世界ではあるが、平和な時間が流れた。

だが、そんな平和な時間もつかの間、突如としてそれまで安心して過ごせていた野営地に、ウォーカーの群れが現れる。アンドレアの妹エイミーが襲われる。他のメンバーも襲われ、野営地は地獄にかわる。

シェーンやデールなどが、ウォーカーの群れに応戦する。野営地に銃声がこだまする。

その音は、野営地に向かっていたリックたちにも聞こえ、急ぎ野営地へ向かう。すると、ウォーカーが、生存者のメンバーを襲っていた。妻ローリと息子リックは無事だったものの、襲われてウォーカーたちに喰われているメンバーも何人かいる。

リックたちも、保安官事務所から持ってきた銃で応戦し、野営地にいたウォーカーを一掃する。

奇妙な行動をとっていたジムが、穴を掘っていた理由がようやく分かる。穴を掘っていたのは、ウォーカーに襲われてた人たちを埋めるためのものだった。ジムには予知能力があるのか、それとも人間本来の隠された能力なのか。

倒れる人々。地獄と化した野営地。これから、生存者たちはどうなっていくのか。

「END」

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