シーズン2 第1話「再生」(さいせい)
英題:City of Heroes
シーズン通算:第24話
登場人物(出演者)
オリバー・クイーン (Oliver Queen) : スティーヴン・アメル(Stephen Amell)
ロバート・クイーン (Robert Queen) : ジェイミー・シェリダン(Jamey Sheridan)
ダイナ・“ローレル”・ランス (Sam Winchester) : キャサリン・イヴリン・アニタ・キャシディ(Katherine Evelyn Anita Cassidy)
ジョン・ディグル (John Diggle) : デヴィッド・ラムゼイ(David Ramsey)
テア・クイーン (Thea Queen) : ウィラ・ホランド(Willa Holland)
モイラ・クイーン (Moira Queen) : スザンナ・トンプソン(Susanna Thompson)
クエンティン・ランス刑事 (Detective Quentin Lance) : ポール・ブラックソーン(Paul Blackthorne)
ウォルター・スティール (Walter Steele) : コリン・サーモン(Colin Salmon)
イザベル・ロチェフ (Isabel Rochev) : サマー・リン・グロー(Summer Lyn Glau)
フェリシティ・スモーク (Felicity Smoak) : エミリー・ベット・リッカーズ(Emily Bett Rickards)
スレイド・ウィルソン (Slade Wilson) : マヌー・ベネット(Manu Bennett)
シャドー (Shado) : セリナ・ジェイド(Celina Jade)
使用された曲
Purple Yellow Red and Blue by Portugal. The Man
Come To Me by Walking Def
内容
シーズン1のラストでは、ローレルを助けようとした親友であるトミー・マーリンの死。助けられなかったオリバー。
モイラ・クイーンと、マルコム・マリーンらが共謀して、グレイズ地区を壊滅させる計画を練っていたことがわかる。グレイズを壊滅させる地震発生装置を、オリバーやフェリシティたちが捜査し、装置を止めることに成功するが、マルコムはバックアップ用にもう1つ地震発生装置を設置していることがわかる。止めるようとするが、無念にも地震発生装置が作動してしまう。
地震発生装置が発動し、グレイズ地区は壊滅。
オリバーは、自分が父ロバートから託されたスターリング・シティを汚した者たちに制裁を加え、街を正すことができなかったと、自らスターリング・シティを去り、地獄の五年間を過ごしたリエン・ユーに戻る。
リエン・ユーで、オリバーは自ら精神と肉体を鍛えていた。
スターリング・シティでは、グレイズ壊滅を企んでいたモイラ・クイーンは刑務所に勾留され、初公判を控えていた。娘テアは屋敷からオリバーも去り、一人ぼっちで隠してはいるが、寂しさがいっぱいであった。このことを察したディグルとフェリシティは、オリバーをスターリング・シティに連れ戻そうと、リエン・ユーへ向かう。
リエン・ユーに辿り着き、オリバーを説得するが、拒む。二度と、フードを被り、戦わないという。街を救えなかった、トミーを失ったことなどが相当な精神ダメージを与えているようだ。
オリバーが、リエン・ユーにいた間、クイーン総合会社は、グレイズを壊滅させようとしていたモイラの影響で、悪評がつき、経営不振になっていた。クイーン総合会社は、ステルムーア・インターナショナル社にのっとられようとしていた。ステルムーアにのっとられてしまうと、社員全員が無職となる、危機にひんしていた。
スターリング・シティでは、オリバーの知らない間にいろんな出来事が起こっている。オリバーは、街に戻ることを決めた。
街に戻ったオリバーは、地震発生装置が発動してしまった、傷だらけの街となってしまったグレイズ地区を、視察する。壊滅した街をみながらオリバーは、自分の母がしたこと、計画を止めることができなかった自分の不甲斐なさを痛感していたのだろう。
オリバーは、クイーン産業の跡地に気づいたクラブを訪れる。そこで、妹テアと再会する。テアは、今はオリバーが始めたクラブ「ヴァーダント」の経営者になっていた。従業員として、恋人でより親密な関係となっていたロイ・ハーパーを雇っていた。
テアは、アイアンハイツ刑務所に勾留されている母モイラには1度も面会に行っていない。テアはモイラのことを恨んでいるようである。母モイラの娘をやめると、オリバーに言い放つ。実際のところ、テアがモイラとの関係を完全にきるかどうかはわからない。
オリバーは、グレイズ壊滅の計画は、首謀者がマルコムであることを知っており、母モイラは、ロバートやウォルターのことがあり、しぶしぶ計画に加わっていることを知っていた。当然、テアも、母モイラではなく、マルコムが、計画の首謀者であることはわかっているつもりであることは知っていたが、母を許せずにいたのであろう。
オリバーが去った後、グレイズが壊滅した後のローレルは、地区検事局に新しく所属していた。法律相談事務所は、グレイズでの壊滅で崩壊し、再開は困難であった。
市長が参加するパーティーで、突如フードの男の模倣犯に襲撃される。市長は、グレイズ地区を救えなかったとして、殺されてしまう。ローレルも襲われてしまうが、なんとか逃れる。
パーティーでの事件で、父ランスがかけつける。父が娘ローレルに、襲われた時の事情聴取を行うが、フランク・パイク警部補に止められる。
父ランスは、グレイズ壊滅の件で刑事から、”巡査”に降格されていた。
ローレルは、オリバーに対して、トミーの葬式後、姿を消したことは、自分への整理。トミーを愛していたのに、オリバーと寝たことをとても後悔している様子だった。
トミーとローレルは付き合っていたが、トミーから別れ話を持ちだされたのは、オリバーとローレルの関係と知っていたから、トミー自ら選んだ。ローレル自身は、トミーを裏切った気持ちでいっぱいだったのだろう。また妹サラを一緒に後悔に連れて行ったことを、オリバーは悔やんでいる。ローレルも、まだそのことを胸のどこかにある。
以前のように、オリバーとローレルが、普通に付き合っている関係に戻りたいと、ローレルは願っている。願ってはいるが、ローレルはそれは無理。オリバーもそれはじゅうぶん承知の上だったろう。
ディグルは、オリバーに対して、フードの男の模倣犯が存在していることを隠していた。オリバーは、母モイラや妹テアのことで戻ってきたつもりであったが、ディグルは、フードの男の模倣犯が現れていることを知っていた。以前のように、街を汚した者を制裁していたオリバーではなく、道徳心もないフードの男の模倣犯が街をしきっていることをディグルは許せなかったのだろう。
フードの男の模倣犯は、クイーン総合会社の応用化学部門を許せなかった。そのクイーン総合会社を経営している母モイラやオリバーへの復讐を考える。
リエン・ユーへ戻っていらい、オリバーは、久しぶりに訪れたクイーン総合会社で、ステルムーア・インターナショナルの併合担当副社長イザベル・ロチェフと出会う。クイーン総合会社がイザベルの手によって危機にひんしている状態であったが、フードの男の模倣犯に襲撃される。襲撃されても、オリバーはフードの男になることはなかった。
フードの男になれば、模倣犯に対抗することができたと、ディグルとフェリシティに責められる。オリバーは、それでも、フードの男になるつもりはなかった。その原因は親友であるトミーの死にあった。フードの男がオリバーであると知ったトミーに人殺しと呼ばれ、オリバー自身は今後決してフードを被らないと誓う。
その後、クラブ「ヴァーダント」が模倣犯に襲撃され、犯人はオリバーを目的としていたが、テアが拉致される。ロイ・ハーパーが助けようとするが、できず。
オリバーは、妹のテアが誘拐されたことで、再びフードを被る。オリバーがいないあいだに、ディグルとフェリシティが、クラブ「ヴァーダント」の地下にある秘密基地を、リニューアル。
テアの居所をつかんだオリバーは、模倣犯を制裁する。今まではオリバーは、街を正すためには、人殺しもいとわなかったが、トミーの死を影響に、他の道を模索する。
模倣犯を、殺さずに、ランス巡査の元へ届ける。
オリバーは、スターリング・シティに戻ってから、トミーの墓標を訪れる。オリバーはこの時、助けられなかった思いと、人殺しと呼ばれた気持ちで、胸がいっぱいだったのだろう。
トミーの墓標で、ローレルと再会するが、ローレルはトミーが死んだ原因は、フードの男にあると考えている。
フードの男を捕らえたい気持ちが強いローレル。それに対して、自分の正体を隠しているオリバーは複雑な心境であった。
ステルムーア・インターナショナルのイザベル・ロチェフが、クイーン総合会社がのっとられてしまう危機を救う、ウォルター。路上で襲われた女性を救い出そうとするロイ・ハーパーだが、謎の女性を救われる。
シーズン2も、新たな謎などが登場し、展開が気になります。
「END」
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